10年以上剪定しないで伸びるに任せたクスノキ。
屋根の三倍くらいの樹高になって、とうとうご近所から苦情。
「Mさん、あのクスノキ倒れたら危険ですよね・・・うちの保険屋が
脅かすんですよ・・・ 市に相談すると伐採の補助金でますよ、
市に言って切りましょうよ。」
楠はめったに倒れるような木ではないが、日頃世話になっているSさん
から言われたことだし(実際3日の朝には鎌倉市でクスノキが倒れた)
枝降ろしするか・・・・・
http://www.city.zushi.kanagawa.jp/syokan/seibi/gakechi.html
申請手続きは簡単、自費でやるつもりだったので助かった。
もう少し小さなものなら自分で・・・とも思うのだが、脇に電線通っているし、
母のころから頼んでいる造園屋に来てもらった。
「 餅は餅屋 」 小型のチェーンソーで手際よく切っていく
まさに “ましらの如く” だ。
こりゃ・・・ とても、とても、自分でやらなくてよかった。
一人が切って、一人が支えて、えいっ と投げる。
下に3人、大きな枝は下でさらに切ってトラックまで運ぶ。
上で切る作業も大変だが、伐採はこの後処理が大変。
九分どおり切れ目を入れて、最後に力でへし折るのだが、
どこで折るか見極めは本職にも難しいらしい。
切れ目が足りなければ折れないし、切りすぎるとそのまま落下して・・
( 実は、一本落下して・・下で支えに入っていたもう一人の頭にゴンッ
今、後ろで頭をさすっています。)
「今日の現場はいい現場だなぁ」 (たぶん、そう言っている と思う)
午前の作業終了。
こんなに丸ぼーずにしてしまって・・・ と思うが、楠は樹勢の強い木で
2~3年でまたけっこうな樹形に回復する。
午後は下ろした枝の始末と搬出。
落ち葉で詰まった雨樋もブロワーですっかりきれいにしてくれた。
5人で6時間、処分費入れて税込¥115,500
2分の1が市から補助される。
家の上から海と伊豆の山が見えるようになった。
クスノキの剪定をしたときだけの景色。
クスノキは大きくなるのですね
市から補助が出るとは知りませんでした
冨士山よく見えますね