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The Dawn Sky (東雲の空)

涸沢経由奥穂高岳周回 3日目前半

やっと合羽着ずに行けそうや~~

3日目にしてやっと晴れや~~

前日予報では、午前中は雲が多いが午後は晴れ、気温-3℃、風速13m/s以上と

5時40分もうすぐ日の出
涸沢も横尾も松本も雲の下・・・見えるのは前穂高岳北尾根から屏風岩と奥の常念岳から蝶ヶ岳だけ~~~

計測器を見ると気温-5℃、風速15m/s~20m/sを行ったり来たり・・・予報どおり?それ以上
とにかく冬用のアンダー上下を着・・フリースもソフトシェルの下に着込んで・・
6時10分、誰も居ない最初の急な岩,岩,岩と梯子,梯子,を登り・・・

振り帰ると、涸沢岳や北穂高岳・・ずっと奥に槍ヶ岳・・・とにかく風が~~~痛ぃい・・

奥穂高岳山頂が見えてきましたが・・・・・・・・・・危機感を感じるほどの寒さ・・・
大丈夫か・・」「,  ,」「寒さ耐えられそうか?・・」「,  ,」返事の無い時は×な時です

この強風と寒さの中で立ち止まるのは自殺行為ですが・・これから数時間の事を考えると・・今です
山頂手前の岩陰で持っている全ての服(小屋用フリースにダウン)と合羽上下を着・・モコモコに

10分間の停止で思った通り身体は更に冷えましたが・・・少し歩くと・・
これなら何とか行ける!!!!」西穂高、ジャンダルムへの分岐

7時5分、奥穂高岳山頂3190m

いつもの構図で・・・
先行者1グループ3人と言葉を交わすも、みんな口がこわばって・・上手くしゃべれず大笑い

グループより先行します。「長居は無用、行くよ~~」「ちょっともうもう一回・・・写真撮る

前穂高岳に向けて吊り尾根を~~

断崖の涸沢側に回り込む所も少し・・・涸沢はまだ雲海の中で良く見えず・・・

前穂高岳は左に前穂北尾根と右に明神主尾根が連なりどっしりと~~
今朝奥穂を越えて行った方はまだ居ないようで人影は見えず
真っ直ぐ尾根登ると?・・何処歩くと・・?
岩じゃ無い広場みたいな(↙)紀美子平までトラバースして・・真上に山頂往復して真下に下りる
うっそ落ちるやろ

チムニー状の狭い切れ目を下り

谷側に傾斜した斜面...どうしても山側に身体が・・「山側に倒すとかえって滑るぞ!真っ直ぐ」「......

尾根先端をはずれ岳沢側を吊り尾根のコルに向けて

長い平らな斜面を慎重に下り

この頃には風も少し弱くなり、岳沢方向の景色を見る余裕も
髪の少し左の先の赤い屋根が上高地、霞沢岳や奥に乗鞍岳、その奥は御岳、左は南アルプス?


コルに着き涸沢側を覗くと~~~紅葉
ガスが取れていく~~凄い~~~」日差しが有ればもっと鮮やかでしょうが~~

朝の曇り空の中、何とか鮮やかな紅葉を上手く撮りたいと、ここだけで30枚以上・・無理でした。

振り返り「あんな所よく下りて来たね~~

表土が有る所は・・・霜柱でザクザク

紀美子平に続くトラバース道・・道が広くなった所が紀美子平
あそこから前穂高直登往復後、下山は落ちる様に直下り

氷柱もあちこち

8時40分、紀美子平に荷物を置いて前穂高岳山頂へ
めっちゃ急やん~~」「好きやろ~~早く来いや~~
バックの西穂高岳から奥穂高岳への稜線も凄い~~。

ザックが無いので面白い様に登れます

20分で前穂高岳山頂

東を見ると・・・雲の上に~~富士山も^^

雲海から顔を出している、槍ヶ岳から大天井~~常念岳~~標高2500m以上の山だけしか見えません

通ってきた奥穂高岳からの稜線をバックに最高の笑顔でバンザイ~~
しかし強風が弱まったと言え氷点下・・じっとしていると寒く・・「さあ・・下りるよ

座っている訳ではありません。下るルートを覗き込んで確認中・・・「何処だっけ・・・」「もっと右

下りられなくなった・・・」「マーカーもう一段下だし・・
何処を通っても行けるのですが・・・マーカーを外すと難易度とリスクが一気に増します。

紀美子平が見えて来て・・・10人以上の外国人団体が~~賑やかです。
明神主稜尾根もギザギザ~~行きたいけど...

紀美子平に下りて来ると、置いた荷物の周りに団体さんの人だかり・・・
このくらいの事で不快な顔をしては・・・ダメですね~。
外国の団体さんのど真ん中で堂々と行動食を食べ20分間の休憩

前半のGPS軌跡
6時10分穂高岳山荘→10分停止→7時5分奥穂高岳山頂→8時35分紀美子平→9時15分前穂高岳山頂
9時20分山頂→9時40分紀美子平20分休憩→

出発直後は氷点下の強風でどうなる事かと思いましたが・・・何とかでした。

涸沢の紅葉を稜線から眺める事ができ大満足で岳沢を下山・・
しかし、岳沢の紅葉もこれほどとは・・後半で

 

 

1.涸沢経由奥穂高岳周回 移動と前泊(9月30日、10月1日)

 2.涸沢経由奥穂高岳周回 1日目(10月2日)

 3.涸沢経由奥穂高岳周回 2日目(10月3日)

 4.涸沢経由奥穂高岳周回 3日目前半(10月4日)

 5.涸沢経由奥穂高岳周回 3日目後半(10月4日)

 6.涸沢経由奥穂高岳周回 ぶらぶら後泊と帰路(10月5日、6日、7日)

 

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