発注してほぼ1年経ち、手に入れたドマドームライト山岳ソロ用テントです。アライテント製は、ビビッシェルターの次となります。1つ目を購入し作りが良かったので発注した次第です。
価格の割には、
単なるビニールにスタッフバックを入れただけ。相変わらず質実剛健なアライテントのポリシーがうかがえる。山岳テントには色気はあまり必要ない。いざと言う時、これが命を守ってくれる。
《 中身をチェック 》 ドマドームライト1
①取扱説明書 単なるワープロで作成した文書のみ。 しっかりと書かれてる。【重要】
②シームコート
③本体 【スタッフバック入り】
④テントフレーム 【スタッフバック入り】
まずは、②から順番に
これは装備品と言うよりも本体の組み立て体験、装備の内容チェックして、シームコートすることで、自分のテントに愛着をも持たせる貴重な作業アイテムです。 防水性を確実にする為です。
入魂儀式と思った方が良いかな
【綺麗にコートしたい。多めに塗布すると垂れますよ。縫い目にコートするだけです。】
取扱説明書には、このようなテントは、経験と心構えがないと使えないことがしっかり書かれてる。使い方を誤ると簡単に折れたり、破けたり、穴が開いてしまう。軽量コンパクトになってるが機能は必要十分です。3シーズンテントの使い方を肝に命じる必要があります。
③テント本体
底は、厚手のグランドシート生地で防水加工されてる。張綱は、本体に付属されてる。
フライシート
ダブルウォールテントだからフライは、防水加工されてる。
④テントフレーム 3本 (長さは、全て同じです。)
韓国ユナン(雲南)社製で専門メーカーの高級素材製品。 ドマドームの特徴の1つ。3本の屋台骨でテントを支える。フレームの先端や外側を傷付けるとスリーブへ上手入らず、設営時に困りますよ。
同社のエアライズ、トレックライズと同じ素材が③④に使われてる。
「エアハーキュリー」フレームは、レアメタルのSC含有のアルミ合金で、強度を保ち防腐蝕性、軽量化に貢献してる。長さは、38センチで
製品のサイズで最後の部分で長さを調整してる様です。 連結すると3.6m位になり、これでアーチを作ります。 曲げると反発力が強い。しかも、復元力もあります。
直径8.88mmの細さで、長さは、同社のトレックライズ0と共通らしい。
ペグ 13本(予備2本)
このアルミペグは、以前1本ストックしてる。
【坊ガツルに落ちてた。撤収時、場所と本数を確認した方が良い。自然美化の為、回収しますよ。】
リペアスリーブチューブ
緊急フレーム補修用チューブ 袋にいつも入れておこう。
これだけです。 これを2つのスタッフバッグへ収納します。
重量が、約1.8キロのソロテントです。最近のテントは、まだ軽い製品が沢山あります。
私は、雨、風、朝の露等でテント内を合理的に使いたいのでこの製品をチョイスしました。
さて、設営してみよう。セット内容の確認をして設営練習です。広いスペースが必要です。
家では、出来ない。 しかも、パートナーさんの鋭い目があるので
意外と簡単に設営出来た。 緊急時にも直に設営出来る配慮が、そのまま製品に及んでるようです。
設営の方法を説明する予定が、簡単すぎて、 ここでは、省略です。
3本のポールを順番に本体スリーブへ通し、通した最後の1本を慎重に立ち上げ、あと2本が変な方へ立ち上がるのでスリーブに沿わせて少しずつ入れて
ハトメへ固定すれば、本体とフレームが立体的に重なり、自立します。この段階で足の部分の居住スペースの外側からシームコートすれば良いです。 乾くまで約1時間・・・・・・放置プレー
フレーム3本が交叉した天井
スリーブは、エアライズと異なり、パワーメッシュが付いてない。ここの空間が結露を出来るだけ排除する為の貴重な所。本体とフライの間に空間があれば、本体内側に結露し難くなります。
中に入って
ソロテントで幅75センチです。奥行きは、ゆとりがあります。閉所恐怖症の方には、テント泊は出来ませんね
通気は、サイドと正面にメッシュが付いてます。
あちこちにループが付いてるので引っ掛けに便利です。
フライを取り付けて
クイックリリースバックルで簡単に接続出来ました。
ここが特徴的で
土間の空間で、濡れた登山靴を置いたり、煮炊きのスペースとして、活用出来る場所
横の空間は、物置 フライの出入り口の固定は、フレームの足へ掛ける。
ここからは、重要です。テント本来の強度を保つ為に
ペグ打ちをします。
直接本体のフレームから張綱を取る為の仕掛けです。
これをペグ打ちする。フライには強度に関係しない張りは持たせない。
ここは、エアライズの仕様と同じです。
テント設計も凄いですが、ミシンを使った縫い合わせの技術は、素晴らしいと思います。布の部品点数も想像出来ない位の数に及ぶでしょう。全て縫製は、手作業で、熟練の方が担当されてるのでしょうね ある意味、贅沢なソロテントです。
最後に撤収ですが、
容量の枡として、40リットルのバッカンに必要な機材が入らないといけません。これに食料10リットルを追加して
50リットルクラスのザックへ収納します。私の体格、体力では、50リットルクラスで15キロの重量が限度。自力歩行の山歩きのソロテントです。この重量と容量と長さが限界のキャパでしょう。それ以上の重量になると山歩きが辛いものになります。
チョットしたことですが、
ラフなスタッフバックへ入れて、空気を徐々に抜いてバックルできつく固定し、容量を減らします。
アライテントのライズシリーズとは異なったコンセプトで作られた
ドマドームライト1の仕様でした。 1年待った甲斐があっただろうか
昨年は、
アライテントのビビッシェルターで
野宿よりは、快適なテント泊でした。 くじゅう坊ガツル泊・・・・・満天の星空・・・・・楽しかった。
後ろ姿のザックがこんな感じでした。 またアイテムを検討しよう
【追記です】 使用した様子は
①長者原から坊ガツル泊 2013.9.30記載
②坊ガツルキャンプ場で 2013.10.1記載
③山岳テントの花が・・・ 2013.10.8記載
④えびの高原キャンプ村にて 2014.1030記載
⑤えびの高原キャンプ村で1泊 2015.9.15記載
閲覧数が多いので何かの参考にとおもいまして・・・・訪問閲覧ありがとうございます
2015年4月 ドマドームライトのアンダーシートが発売された。シートは、本体のグランドシートと同等の素材を使用してます。過度な汚れと防水性を増す為のアンダーシートを遅ればせながら発売された次第です。
そして、ユナン製スカンジウム合金のフレームが手に入らず、同等機能軽量化されたフレーム:NSL9フェザーライト(DAC社製)に変更になってます。ドマドーム、エアライズ、トレックライズが同一素材のテントですから、フレームの変更とあいなりました。
2016年3月18日 ONI DOMEの出荷始まりました。
エアライズとドマドームの良いところをデザインされた新製品です。2本の屋台骨で土間を作りました。軽量コンパクトさはエアライズに似てます。フラップが入り口と反対側に付き通風も良い。完成度も高いでしょうね。
価格の割には、
単なるビニールにスタッフバックを入れただけ。相変わらず質実剛健なアライテントのポリシーがうかがえる。山岳テントには色気はあまり必要ない。いざと言う時、これが命を守ってくれる。
《 中身をチェック 》 ドマドームライト1
①取扱説明書 単なるワープロで作成した文書のみ。 しっかりと書かれてる。【重要】
②シームコート
③本体 【スタッフバック入り】
④テントフレーム 【スタッフバック入り】
まずは、②から順番に
これは装備品と言うよりも本体の組み立て体験、装備の内容チェックして、シームコートすることで、自分のテントに愛着をも持たせる貴重な作業アイテムです。 防水性を確実にする為です。
入魂儀式と思った方が良いかな
【綺麗にコートしたい。多めに塗布すると垂れますよ。縫い目にコートするだけです。】
取扱説明書には、このようなテントは、経験と心構えがないと使えないことがしっかり書かれてる。使い方を誤ると簡単に折れたり、破けたり、穴が開いてしまう。軽量コンパクトになってるが機能は必要十分です。3シーズンテントの使い方を肝に命じる必要があります。
③テント本体
底は、厚手のグランドシート生地で防水加工されてる。張綱は、本体に付属されてる。
フライシート
ダブルウォールテントだからフライは、防水加工されてる。
④テントフレーム 3本 (長さは、全て同じです。)
韓国ユナン(雲南)社製で専門メーカーの高級素材製品。 ドマドームの特徴の1つ。3本の屋台骨でテントを支える。フレームの先端や外側を傷付けるとスリーブへ上手入らず、設営時に困りますよ。
同社のエアライズ、トレックライズと同じ素材が③④に使われてる。
「エアハーキュリー」フレームは、レアメタルのSC含有のアルミ合金で、強度を保ち防腐蝕性、軽量化に貢献してる。長さは、38センチで
製品のサイズで最後の部分で長さを調整してる様です。 連結すると3.6m位になり、これでアーチを作ります。 曲げると反発力が強い。しかも、復元力もあります。
直径8.88mmの細さで、長さは、同社のトレックライズ0と共通らしい。
ペグ 13本(予備2本)
このアルミペグは、以前1本ストックしてる。
【坊ガツルに落ちてた。撤収時、場所と本数を確認した方が良い。自然美化の為、回収しますよ。】
リペアスリーブチューブ
緊急フレーム補修用チューブ 袋にいつも入れておこう。
これだけです。 これを2つのスタッフバッグへ収納します。
重量が、約1.8キロのソロテントです。最近のテントは、まだ軽い製品が沢山あります。
私は、雨、風、朝の露等でテント内を合理的に使いたいのでこの製品をチョイスしました。
さて、設営してみよう。セット内容の確認をして設営練習です。広いスペースが必要です。
家では、出来ない。 しかも、パートナーさんの鋭い目があるので
意外と簡単に設営出来た。 緊急時にも直に設営出来る配慮が、そのまま製品に及んでるようです。
設営の方法を説明する予定が、簡単すぎて、 ここでは、省略です。
3本のポールを順番に本体スリーブへ通し、通した最後の1本を慎重に立ち上げ、あと2本が変な方へ立ち上がるのでスリーブに沿わせて少しずつ入れて
ハトメへ固定すれば、本体とフレームが立体的に重なり、自立します。この段階で足の部分の居住スペースの外側からシームコートすれば良いです。 乾くまで約1時間・・・・・・放置プレー
フレーム3本が交叉した天井
スリーブは、エアライズと異なり、パワーメッシュが付いてない。ここの空間が結露を出来るだけ排除する為の貴重な所。本体とフライの間に空間があれば、本体内側に結露し難くなります。
中に入って
ソロテントで幅75センチです。奥行きは、ゆとりがあります。閉所恐怖症の方には、テント泊は出来ませんね
通気は、サイドと正面にメッシュが付いてます。
あちこちにループが付いてるので引っ掛けに便利です。
フライを取り付けて
クイックリリースバックルで簡単に接続出来ました。
ここが特徴的で
土間の空間で、濡れた登山靴を置いたり、煮炊きのスペースとして、活用出来る場所
横の空間は、物置 フライの出入り口の固定は、フレームの足へ掛ける。
ここからは、重要です。テント本来の強度を保つ為に
ペグ打ちをします。
直接本体のフレームから張綱を取る為の仕掛けです。
これをペグ打ちする。フライには強度に関係しない張りは持たせない。
ここは、エアライズの仕様と同じです。
テント設計も凄いですが、ミシンを使った縫い合わせの技術は、素晴らしいと思います。布の部品点数も想像出来ない位の数に及ぶでしょう。全て縫製は、手作業で、熟練の方が担当されてるのでしょうね ある意味、贅沢なソロテントです。
最後に撤収ですが、
容量の枡として、40リットルのバッカンに必要な機材が入らないといけません。これに食料10リットルを追加して
50リットルクラスのザックへ収納します。私の体格、体力では、50リットルクラスで15キロの重量が限度。自力歩行の山歩きのソロテントです。この重量と容量と長さが限界のキャパでしょう。それ以上の重量になると山歩きが辛いものになります。
チョットしたことですが、
ラフなスタッフバックへ入れて、空気を徐々に抜いてバックルできつく固定し、容量を減らします。
アライテントのライズシリーズとは異なったコンセプトで作られた
ドマドームライト1の仕様でした。 1年待った甲斐があっただろうか
昨年は、
アライテントのビビッシェルターで
野宿よりは、快適なテント泊でした。 くじゅう坊ガツル泊・・・・・満天の星空・・・・・楽しかった。
後ろ姿のザックがこんな感じでした。 またアイテムを検討しよう
ミヤマキリシマ散策のテント泊は、出来るかな
【追記です】 使用した様子は
①長者原から坊ガツル泊 2013.9.30記載
②坊ガツルキャンプ場で 2013.10.1記載
③山岳テントの花が・・・ 2013.10.8記載
④えびの高原キャンプ村にて 2014.1030記載
⑤えびの高原キャンプ村で1泊 2015.9.15記載
閲覧数が多いので何かの参考にとおもいまして・・・・訪問閲覧ありがとうございます
2015年4月 ドマドームライトのアンダーシートが発売された。シートは、本体のグランドシートと同等の素材を使用してます。過度な汚れと防水性を増す為のアンダーシートを遅ればせながら発売された次第です。
そして、ユナン製スカンジウム合金のフレームが手に入らず、同等機能軽量化されたフレーム:NSL9フェザーライト(DAC社製)に変更になってます。ドマドーム、エアライズ、トレックライズが同一素材のテントですから、フレームの変更とあいなりました。
2016年3月18日 ONI DOMEの出荷始まりました。
エアライズとドマドームの良いところをデザインされた新製品です。2本の屋台骨で土間を作りました。軽量コンパクトさはエアライズに似てます。フラップが入り口と反対側に付き通風も良い。完成度も高いでしょうね。
山歩きアイテムの軽量化計画で数年掛り、徐々にアイテムを購入しました。 火器、コッヘル、そして、寝袋・・・・・購入途上も結構楽しい日々です。
テント泊の前に山小屋泊計画の実施が先だったかもしれません。 テントは、最後で良いのです。