傍聴絵日記

@さいたま地裁傍聴席

年越しは留置場(女子大生)

2014年02月20日 | 刑事事件
平成26年(わ)第4号

曽我 秋穂(21)

道路交通法違反、自動車運転過失傷害

【概要】
被告人 曽我は女子大生である。
平成25年12月26日アルバイトに遅刻しそうだったという理由から勤務先への出勤に自家用車(ホンダレジェンド)を使用した。
家族にはアルバイトは派遣の仕事と説明していたが、実際の勤務先はキャバクラである。(飲酒を伴う職業)
翌日、勤務を終えた後に同僚に誘われてカラオケ店でさらに飲酒したのちに自動車を運転して帰宅の途中(走り出してすぐに)自車の前に渋滞のために停止していた原付バイクに追突して、そのバイクを前に停車していたトラックに追突させるという玉突き衝突事故を惹起しました。

法廷では反省の弁を述べ、涙を流して見せたが、事故直後の警察官調書、飲酒検知調書などには、
「ババアが前のトラックにぶつかったと言っているのは嘘です」
など被害者に対する蘇我被告人の暴言の限り、横柄な態度、理不尽な振る舞いの数々が記録されている。(本人は気が動転していたためだと釈明した。が、謝るべき相手をババア呼ばわりするのは人としてどうよ?)

本人談
疲れていたので一刻も早く帰宅したかった←過労運転も立派な違反行為です。
酔っていないと思った←ダメです
一人で歩けたので大丈夫だと思った←大丈夫だと思うあたり、飲酒のために正常な判断が出来なくなっている

飲酒検知
呼気1リットルあたり0.4mg(結構高濃度)

弁護人談
立体駐車場から事故無く出庫しているのだから身体機能に問題ないはず←飲酒運転を容認する反社会的弁護士
この弁護士は自分が何を言っているのかわかっているのだろうか?

【判決】
懲役8月 執行猶予3年 裁判費用負担(国選弁護人の費用が20万円程度と推測)

別途、運転免許は取消し処分になっている。
この程度の人身事故で逮捕拘留されているのは事故当時の態度が余程悪かったとしか思えない。(普通なら釈放され自宅に帰れると思う)

本人は否定しているが、飲酒運転の常習性が疑われる(個人的感想です)。
ただし、保釈請求せずに自主的に拘留を望んで反省を深めた(ふり?)点だけは評価に値するかもしれない。

無駄に大きなクルマに乗りたがるDQNテイストと粗暴な言動がナマポキャデラックを彷彿とさせる。あの事件も、被告人はキャバクラ勤務でした。上尾市在住というのも共通。結構ご近所さん
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