台風2週連続列島縦断後の穏やかな週末 秋晴れの日曜日 甥っ子に誘われて久し振りに秩父宮ラブビー場でリコーとトヨタのラグビーの試合を観戦した
当院は 院長の鈴木が大昔にラグビーを「かじった」経験から JRFU(日本ラグビーフットボール協会)の公式サイト「サクラスタイルクラブ」に加盟し 日本ラグビーを陰ながら応援している
とはいっても 小生が昔やっていたころのラグビーと今のそれとはさまざまな面でまさに雲泥の差 もともとフィットネスレベルも大きく異なるが 個々に要求される仕事の質と量から戦術的な面まで天と地ほどの開きがある とにかく 別のスポーツかと見まがうほどにレベルが違ってしまっているのである
たとえば フロントローといってスクラム最前列で「押す」役割のプレイヤーは 極端に言えば昔はただ「前に押す」だけが仕事だった しかし いまや パス回し・タックル・ライン参加は当たり前 つまり 状況に応じて一人何役もこなすというか何でもできる能力が求められる しかも ノーサイドまですべての時間をフルスロットルで……何か気が遠くなる話なのだが 上には上があるもので ニュージーランド・オールブラックスなど世界のトップレベルをみれば 日本国内で行われている試合レベルの更に数段上を行く(一番の違いはパワーかな?)
トップリーグにも そうした 世界最高峰で活躍した(する)外国人選手が多く加わるようになった また パナソニックの堀江や田中など海外で活躍する選手も徐々に出てきている いろいろな刺激が加味されて ジャパンはいま世界ランキング10位まで力をつけてきた やはり「交流」なくして進化はない 世界の第一線を肌で知ることは サッカーや野球だけでなく どのスポーツにおいても重要かつ有効なことなのであろう
2019年のラグビーワールドカップは日本開催が決定している 改装中の国立競技場は 2020年の東京オリンピックではなく このラグビーワールドカップが「お披露目」予定である 大会の成功に向けて はなはだ微力ではあるが ラグビーの楽しさと魅力を少しでも皆に知ってもらえるようにこれからもアピールしていきたいと思う