![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/47/8c063874f7e8e963e491d8b39144a03d.jpg)
①風景篇
さて、今日から暫くペンシルヴァニア州ランカスターの街についての特集です。
まずこの街に行くには、、、一番便利なのは車。NYからは、ハイウェイを乗り継いで
片道約3時間。現地での行動範囲を考えたら車以外の手段はありませんので、
車の運転に自信がある方はレンタカーを借りて是非車でトライしてください。
もし運転に自信がない場合は、各旅行代理店はフィラデルフィアを絡めたツアーを
催行していますので、そちらを利用いただくのが便利だと思います。
(勿論、スタジオガンボ/HPでもツアーを2名様より催行しています。)
車でランカスターの街へはいると、先ず目に付くにはとにかく広大な農村風景。
ああ、これがいわゆるダッチカウンティの景色なんだなーーとしみじみ。
(このダッチはオランダのことではなく、ドイツ→ドイチェ→ダッチと訛ったもの)
いわゆる宗教弾圧から逃れるために、ペンシルバニアの州名の由来になった
クエーカー教徒の英国人ウィリアム・ペン(シルヴァニアはラテン語の森の意)らが、
ヨーロッパからの移民を導いたことにこの街の歴史は始まりました。
電気を使わないアーミッシュの家々は電線を必要としないため、広大な農地に
ぽっかりと浮かぶ絵画の中の世界のよう。
またTOPの写真のように、車を使わず馬車を使う彼らと、現代生活をする
私達の自動車が共存する、一種独特な景色もみることができます。
(右の女性は足で地面を蹴って走る自転車のような物に乗っていました。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/b8/1562812595c06ebeac3b7ef92d0ae158.jpg)
日本のガイドブックでもランカスターのことについて、最近ではだいぶ触れている
ようですが、この界隈にいったら是非とも入手していただきたいのが、
下の写真の無料ガイドブック「Lancaster County/公式サイト」。
PA州に入って一つ目のハイウェイ・ツーリストセンターや、近郊の観光案内所で
扱われていますが、確実に手に入れるならRT.222-WからRt.30-Sに入り、
Greenfield.Rdで降りてすぐのビジターセンターがベスト。(HPはコチラ)
この界隈の観光情報や各種アトラクションの割引クーポン、日曜日でも開いている
ショップ・レストランの案内など一挙にしてもらえるので大変便利です。
ガイドブックの中綴じには、取り外せるランカスターのマップ付き。
通常の地図に載っていない細い路地や、ほとんどのショップの位置が明記されて
いますので、コレさえあれば、一日迷うことなく過ごせるはずです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/5b/e646b4ec3d307babca6ea81fbb722758.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/fa/5f76afd4b13f626066c0523a093cdef8.jpg)
そして、、街の中を車で走行すると、、とにかく目に付く馬車の姿。
窓をあけ、馬の蹄の音を聞きながら、一緒にのどかに運転をしたい気分になりますが、
それはそれで一般の通行車の迷惑になりますので、追い越ししつつの移動。(笑)
特にローカルな細い道では、広大な農場があるため大型のトレーラーやトラックも
沢山走っていますので、充分に気をつけてくださいね。
またこのあたりのスーパーマーケットの駐車場には通常の車止めのスペースの他に、
馬の手綱をつけるポールや、屋根付きの駐馬車スペースなども。
馬車に注意の黄色いサインも、、私達には素敵な絵に見えてしまいますよね。(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/80/96801325c96c0737c0e5077d30e7bb63.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/72/ebd667fa7153b9bfccd32e1ce8b1a101.jpg)
今の時期は黒いボックスのような馬車がメインですが、これから夏にかけては、
カバー無しの馬車を沢山みることが出来ます。
そうなると、、気になるのが、独特のスタイルをしたアーミッシュの人々。
彼等の宗教上、写真を撮ること、撮られることは偶像崇拝に繋がりますので、
これらの行動はタブー。とはいえ、観光客にとってあまりにも絵になる彼等の姿を
写真にとりたくなるのは当然の欲求!?
今や、観光産業も彼等によって大きな収入源になっていますから、以前に比べ
だいぶ緩やかになった様子で、(昨日も触れましたが)この日ガイドをしてくれた
アーミッシュの男性は、、人そのものを撮るのはNG、
景色の一部として入れ込むのはOKとおっしゃっていました。
なので、、私の写真にも何枚が彼らが入り込んだものがありますが、ズーム全開、
そしてこのブログアップ時には周囲を切り取って拡大しておりますこと、
御了承いただければ幸甚です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/c7/5d77a638b59f80dadd8054d376f663de.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/dc/63f8d1196f9a79d98b799f168fd4f05a.jpg)
ちょうど、アーミッシュスクールの下校時間に学校の横を通った私達。
胸の大きなポケットに一冊の教科書らしきものを挿し、
ランチボックス(プラスチック製のミニクーラーボックスでした)を抱えた子供達が、
集団になって帰る様子を目撃。(可愛い!!)
また、別の場所では、、、、
お母さんと一緒にホウキを持ってお手伝いをする小さな男の子の姿。
こんな景色を見るためには、、絶対にローカルな道がベスト。
なので、、先ほどの地図は何が何でも手に入れてくださいね。(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/6d/7e55282089d4352f10e200170638380c.jpg)
・・・舗装されていない、住居へと続く白い砂の小道。
そこに残されているのは、馬車の車輪と馬の蹄鉄の跡。
彼等の生活に・・なんとなく憧れに似た気持ちで惹かれてしまうのは、
私だけでしょうか・・・。
明日は、アーミッシュの村・人々篇をお届けいたします。
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いつも応援ありがとうございます。今日もここからお帰りいただけると嬉しいです!
本日のNY:
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
■写真の無断転載禁止■The ban on reproduction of a photograph in this blog.■
残念ながらアメリカ在住時、その村に訪れる機会がなかったのですが「行けば良かった」と後悔。。ステキな画像をありがとう☆☆☆
でもアーミッシュの方のおうちは景色としてだけで、FortLeeのあたりでもアーミッシュの方がファーマーズマーケットで出没するのでなんだか
我々の生活にもけっこう接点があるんだなと。
子供たちの格好、それよりあどけない表情が私はすきになりました。
足でける自転車もいいかんじですよね。
広大な農地を馬で耕しているのは迫力ありましたね!また行きたくなりました!
楽しみにしてます!
どの写真も絵になってる。。
ますます行ってみたくなってしまいました。
いろいろ勉強になりありがたいです。
人々篇も楽しみにしてます!!
夜に到着で、まず、あのゆっくり動く、光は???
まさか、馬車だとは!!
そして、アーミッシュの人々の生活にも驚きの連続。
洋服の色が決められていると知り、ダークな色が多いかと思いきや!
カラフルな洋服が青空で揺れていた風景は今でも忘れられません。
あー、また、訪れたい。
そして、パッチワークのクッションをもう1つ増やしたいです♪
私も最初、ここへ行くまでは、アーミッシュってへー、、程度だったのですが、いったら何かとハマッテしまいました。(笑)
今日は半分他力本願な写真ですが、、お楽しみいただければ嬉しいです!!
色々な世俗から離れた分、、子供達は純粋にそだつのだろうな~という感じですよね。今の日本の小学生達を思い浮かべると、色々考えさせられますね。
>カラフルな色
おそらくは子供服かもしれませんね。あとは、規律がゆるいグループは小花模様のプリント柄を既婚した女性が身に着けていたりするので、びっくりしたことがありました。
クッション、、すてきですよね!