麻生区・早野の里山をブラぶら

いまでも貴重な里山環境が残る、麻生区早野地区の魅力・最新情報等を紹介します。時間がありましたら是非訪れてみてください。

初夏の早野聖地公園 七つ池巡り

2017-06-20 16:25:20 | 四季・風景

 

梅雨にもかかわらずとってもいいお天気だった今回は、早野の七つ池を歩いてみました。

早野の七つ池とは、その名の通り早野にある七つの池、「上池」「吾郎池」「林ヶ池」「中ノ谷池」「堤入池」「龍ヶ谷池」「下谷池」のことで、田畑に利用するためにつくられた溜池とされています。

では早速、

バス停「虹ヶ丘小学校」降りてすぐの入り口からスタートです。

本来ならここからすぐ聖地公園に入れるのですが、今回は虹ヶ丘小学校の側道を通り、上池側から巡ろうと思います。その理由は後ほど。

竹林を横に見ながら歩いて、

虹ヶ丘小学校を左に曲がります。アジサイが季節なので綺麗です。

そのまま真っすぐ歩いていくと、

柿生の里散歩道の案内図です。ここから散策スタート。

入るといきなり里山の風景です。ここを降りていくのですが、実はこの道、急な階段になっています。

自然を生かし、木でできたすばらしい階段なのですが、暑い時期に最後の上り階段はきつい・・・という方はこちらのルートをお勧めします。これが上池側から巡る理由です。

進んでいくと

緑が繁って幻想的です。まだ朝という事もあり涼しいくらいでした。

さらに進みます。

つきました。最初の目的地(池?)、上池です。

七つの池の中で一番自然に囲まれ、写真からは静かな印象を受けますが・・・

実際はかなり騒がしかったです。

犯人はこの生き物。

ウシガエルです。とってもたくさんいました。

ウシガエルは吹奏楽の低音楽器のような声で鳴きます。その声は結構響くので、最初は少しびっくりしました。

さらに、体が大きいので、「蛙飛び込む水の音」もかなり派手です。

そんな上池の反対側には、

鳥の声が沢山聞こえる林がありました。

遊歩道もあり、バードウォッチングをされている方もいらっしゃいました。

カワセミやサギが見られることもあるそうです。

鳥達の高音とウシガエルの低音を後ろに聞きながら先に進みます。

ここにもアジサイ。かなり大きいです。

そして、

二番目の目的地、五郎池です。

五郎池は上池に比べて広く、日も入って明るい印象です。

ここでもウシガエルの鳴き声は聞こえましたが、上池に比べると控え目でした。

さらに進んでいきます。

一度聖地公園の敷地から出ました。田畑の風景もすばらしいです。

そしてまた聖地公園内へ。ここにあるのが三つ目の目的地、林ヶ池です。

林ヶ池はとっても広く、そして水草が沢山浮いているのが印象的でした。

そして、パチパチという小さな音がします。

もしかして、

水面にうっすら見える彼らのせいでしょうか。詳細は後の龍ヶ谷池で。

他にもトンボがたくさん飛んでいたり、アメンボが見られたりしました。

さらに進みます。

道中、小さな鳥と出会いました。(写真中央)

くちばしが黄色かったのでムクドリでしょうか。

四つ目の目的地、中ノ谷池につきました。

少し奥まったところにある為か、ひっそりとした印象です。

生き物の声も控えめで、かなり静かでした。

中にいたのは

鯉でした。鮮やかな色合いです。

少し道を戻って公園事務所の方へ向かいます。

公園内に植えられた花も綺麗に咲いていました。

そして五つ目、下谷池、・・・なのですが

ご覧の通り、草が繁って池が見えません。うーん。

でも、少し上って角度を変えて見てみると、

池の部分に生えている草だけが明るい色で、まるでカーペットのようになっていました。

季節が変わってきてみると、こういう発見もあって面白いです。

色々な虫にも出会います。画面中央、クロアゲハ。

大きなトノサマバッタ。急に飛び出してきたのでびっくりしました。

 

六つ目、龍ヶ谷池に到着。先ほどの林ヶ池でうまく撮れなかった生き物、

それはカメでした。のんびり泳いでいて癒されます。

龍ヶ谷池には魚もたくさん泳いでいました。そちらは上手く撮れず残念です・・・

ペットの散歩をされている方もいました。

こちらはバーニーズのりゅうくん。大きくてとても人懐こかったです。

そしてついに最後の七つ目、

堤入池に到着です。

このころには日も登り、日向は暑かったのですが、

池の側道は木陰でとっても涼しいです。

そこから見る堤入池も、

池が周りの景色を反射していてとても綺麗でした。

そして、「虹ヶ丘小学校」バス停に戻って来てゴール。

今回は色々な生き物に出会えた散策でした。

また季節が変わると、別の風景も見えてくるかもしれません。

 

 

 

 

コメント
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