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自己鍛造弾

2015-06-14 06:00:00 | 日記
 自己鍛造弾という底が丸くて浅いお椀を爆薬で飛行する金属弾に変化させる装置がある。対戦車用の武器として使われており、小惑星探査機はやぶさ2のインパクター用や構造が簡単なためにイランのイスラム革命防衛隊が使用法をイスラム武装組織に伝授して拡散し、ISILのようなテロ組織のIEDにも使用されるようになってきた。爆薬の圧力を受け止める爆薬側の面は計算や実験によってほぼ最適の形状になっているが、問題は成形した後の金属の形状である。普通は銅で出来たお椀を爆薬で圧縮した後の形状は先端が丸く、後にすぼんだ形となっている。確かに超高速で飛んで行くので装甲も貫けるのだと思うが、自分はあの先端部の形状を工夫すればより効果がありそうだと感じている。恐らく、あのお椀の底に炭化タングステンや炭化タンタルなどの硬くて重い金属で作った小さなでっぱりを設けると効果が少し大きくなりそうだと思っている。


 Fate/Stay night UBWをちらっとだけ見たのだが、あの空中から剣やナイフだか包丁のようなものがいっぱい出てくるのは自己鍛造弾だと勝手に私は思った。絶対にそうではないと言われるわけだが、あんなものは自己鍛造弾以外にない。作者が心の中でやりたいことは水の高効率電気分解や常温常圧における無水アンモニア製造やハーバー・ボッシュ法を介さない硝酸製造とかマイクロ波を使って粉末炭素とともに溶解した鉄や銅による鋳造だろうか?作者がどんな状況において、どのような感情思って、あの描写が良いと思ったのかが、謎である。




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