「ハードボイルド・エッグ」著:荻原 浩を読んだ。
脱サラをした33歳の男が、憧れの私立探偵を始める。
私立探偵と言っても、相手は動物ばかりのしがない探偵稼業。
その中で、事件へ巻き込まれていく。
男なら、探偵という職業に少なからず、憧れを感じるところはあるので、その憧れと現実とのうまいバランスをついていたように感じたね。
動物をまるで、人のように表現するところがあったりして面白い。
おばあちゃんと探偵さんのやりとりが、なんだかのほほんとしたあたたかい気分にさせられますね。
推理小説として、読むなら、内容はいまいち深くないけどね。
まぁ、それはそれでいいのかもしれないね。
(12/100)