ハッサクの製作記

市村直哉(ハッサク)のルアー&ロッド製作と釣行記のブログです。

奥能登よりランカーシーバス!

2016-12-28 01:22:44 | その他


奥能登よりランカーシーバスの釣果写真が届きました!

97cm、8.5kgの見事なスズキ!!

釣り人は輪島のウチモトさん

自己新記録とのこと

ルアーはサヨリ(アピールカラーバージョン)



その詳細を、、、思い出してみました。

このルアーを製作して、

最初のヒットも83cmのランカーサイズだった。

七尾湾のとある漁港の先端で、

イメージ通りに釣れたことを覚えている。

ブログを読み思い返すと、

2009年のWFCの大会でもランカーサイズを釣っていた。

ウッド製のプロトモデルはその前の年には出来ていたので、

プロトモデルから8年も経っていることになる。

湾奥で群れるサヨリをリアルに表現すれば釣れるのではないかと作ったのです。

コンセプトは動かないこと、

キーワードは存在感、浮遊感

ぼーっとしている奴ほど、実は目立つんです。

もちろんフィッシュイーターのスズキは狙うだろうと!

上向きのアイで、水面に立てるわずかな引き波が、広範囲にアピールする。

さらに次の年、

若干のボリュームアップとソリッドレジン製のモデルになって

飛距離もさらに伸びている。

ルアーのサイズは15センチ、30g

これ以上ボリュームが大きくなると風の抵抗で飛距離が出ない。

また、小さいと存在感でアピールができない。

10フィート前後の標準的なシーバスロッドでは一番使いやすいサイズになる。

条件が合えば100m近くの遠投できる。

飛距離とランカーサイズへの対応として、

ラインはPEの1.2号、繊細なルアーの為、ガイドのノイズの少ない8本ヨリが良い。

1号は超大型が来た時に心配。

1.5号あれば切られる心配はないが飛距離が落ちる。

リーダーはナイロン8号がバランスよく感じている。

ルアーのバランスはデッドスローシンキングの水平浮き、

フックは最初トリプルの4番を付けていたが、現在は2番まで上げている。

15cmで細身のルアーでは3本フックにしたいところだが

あえて2本、大型フックはゲイブが広く身切れを防ぐため、バレたことはほとんどない。

また針先は少ない方がいいと考えている。

9本の針先で魚を傷つけるよりは6本で最小限にしたい。

プレッシャーの少ない遠くでヒットすることが多いルアーなので

しっかりと合わせることが重要、

ランカーサイズのシーバスとの出会いは一期一会。

静かな湾奥で待ち構えているランカーシーバスは時合のタイミングで捕食行動に出る。

ポイントは

真っ暗な湾奥、漁港の電灯の明かりの届かない沖、

タイミングは

風が止まった時、潮が流れた時、月が水面を照らした時など

ルアーと釣り人は細い釣り糸で繋がっている。

命のない物であるルアーに魂を入れるのは釣り人。

釣り人もルアーになりきる。

ルアーは引いてくるのではなく、

ロッドのティップをひたいに感じて、数十メートル先のルアーと一体になるような感覚。

漂っているイメージ。無防備に油断しているサヨリ。

あとは無心に投げ続ける。

大型のシーバスは、追いかけ回すということはせず、どこかで待ち構えている。

だから、できる限りゆっくりと。アクションさせず、引かず、

不自然な動きは見切られる。

キャストでは気合を入れたいが、着水はボチャン!だと魚が散る、

ポチャンなら近くの魚を振り向かせることができる。

ルアーを操る時は肩の力を抜く、

私は、まだまだ修行が足りない。

根気もなければ、雑念ばかりが湧いてくる。

言葉で説明するとうまく言えないがルアーとは

合気で繋がっているようなイメージなのかもしれない。

釣りの上手な釣る人は、無駄な動きがない、

そして、何時間も投げ続ける集中力

ともかくサヨリのルアーは投げ続ける粘りである!

つい独り言のように語る。

フェイスブックもやっております。



HASSAKU JAPAN

2015-07-26 14:42:33 | その他
ハッサク工房からHassaku JAPANへ

新しくFacebookページ



HASSAKU JAPANを作りました。

理念として

・人に夢を与えるもの作りをする事。

・釣りを通して人と人がつながる事。

・自然を理解し共存していく事。

掲げています。

より品質の高い作品を作ることを目指し、

魂のこもった釣り道具を、作りたい。

意志だけでなく周りの人や環境も大切です。



良き友、良き仲間がいて、そこにフィールドがある。

今後ともよろしくお願い致します。

浜名湖の今切れ口より1月

2015-01-21 22:57:21 | その他
浜名湖の今切れ口よりまたまた釣果が届きました!

フィールドスタッフ松本氏の釣果です。

年明けから絶好釣!









ベイトはマイワシ。

どんだけ~!!



尺八ミノーは

表層のレンジをキープ出来るスピードでのただ巻きも釣れます。

投げて巻く、一定のリズムが自然の波長に合わさると良く釣れます。

もう一つは、

止めて沈める。と巻いて浮かせる。

シーバスは水面に向かって逃げるベイトに反応する性質があります。

水面に追い込まれ、逃げ場を失ったベイトは補食しやすいのでしょう。

ここぞというところで、

食わせのアクションとして巻いて浮かせると

よりバイトのチャンスを増やすことができます。

また、止めて水平フォールさせると

群れの中で、傷つき沈んでいくベイトも演出出来ます。

アクションの変化も色々と!使いこなしてやってください。







今切れ口より

2014-12-29 10:39:48 | その他
フィールドテスターの松本氏より釣果が届きました!



丸呑み!

狙いのレンジが合っている



]

最近調子のいいオレンジブラックヘッド



珍しいダブルヒットならぬ

ダブルバイトがあったということです!



今切れ口の黒くてデカイ人!?

松本氏です!!!

尺八ミノーの使い方も親切に教えてくれます!!






浜名湖の今切れ口より

2014-12-13 17:30:17 | その他
フィールドテスター松本氏より釣果が届きました!













釣ってます!



同じシーバス狙いでも

浜名湖今切れ口は

私のホームフィールドの遠浅のサーフや小磯などと違い

水深もあり干満の差により川のように流れが出来るポイントです。

先日の釣行でも私の想像以上の激流を確認しています。

松本氏はこの流れの中で10、12、15、20、25gと

ウェイトバリエーションのある尺八ミノー80を使いこなし

流れに流し込むことで、釣果を上げています。

ハマると強い!

私もテトラ際の流れのあるポイントで

このルアーを作ったばかりで、尺八ミノー60と名も無い時に

クロダイをたくさん釣れることを発見したこと

を思い出しました。




金沢より

2014-08-02 01:41:07 | その他
暑い夏がやってきました。



魚目当てか?人懐っこい子ネコがやってきましたが



サーフの調査は反応無し・・・

そんな時!

金沢より釣果が!!

ヒゲ生えてます・・・?



シーバス75センチ!



シーバスといえばレッドヘッド!



ハッサク工房、テスター野谷さんより

早速の釣果です!

河川が熱い!ありがとう御座います!

能登マリンフェスタ!

2014-06-23 21:49:18 | その他
のと、七尾市中島小牧で開催されました!

海のイベントです。













キサカさんブースに

ミミプラスさんと

ハッサク工房も出店させて頂きました。



熱いミュージシャンの歌!



2日目は地元の小学生達と釣り体験教室!

私ハッサクは釣りの先生です。



子供達の笑顔に癒されます。

体験の時間が終わっても、

釣りに熱中してました。

竿を返してもらえません・・・

私の竿・・・



近くの西岸の駅は



『花咲くいろは』というアニメで有名だそうな



ご来場の皆様、主催の方々、出店の方々、

ボランティアスタッフの方々

ありがとう御座いました!