おどるなつこ 「あしおとがきこえる?」

タップダンサー・振付家おどるなつこの日常から浮かびあがることばを束縛せず書きとめています。2005年開設。

チェンジと海と日本論

2010-06-22 | 稽古日記
なんだか毎日日記を書きすぎだ。

今日午前は福祉施設でのタップセッション
今日の様子
皆さん、からっと疑惑を脱ぎ捨てて、なんだか意欲の固まりにかわっていた。今までの半年間は、何をさせられるのかと、内心様子を見ていたのかもしれない。今日はがらっと様子が変わり、どんどん個性豊かなパフォーマンスが出て来て、大変楽しい時間だった!!
(何か、形を作ろう)なんて、少しでも考えていた自分を反省。踊りはやっぱり内から出るものだ。
♪これで~いいのだ~!(byバカボンのパパ)


帰る途中にちょっと休憩、コーヒーを飲みながら内田樹の「日本辺境論」をダッシュで読む。(図書館期限切れのため速読)
当たり前すぎて気づかない日本人の特性について書いてあり、な~るほど、そんな風に考えてみた事もなかったがまさに!といろいろ腑に落ちる。考えてその思想を本にする人はすごいね


帰りに海へよったら、すっかり海の家建築ラッシュ。ああ、しばらく静かな海とはお別れね......感傷に浸りつつも廃材をチェックしているこの私。いやんなっちゃう。
1寸厚5寸幅でわりと長めの材がぐしゃっと積まれている。現場のアンチャンに「これはいらないもの?もらってもいいですか~」と尋ねると「ゴミだから!上に見つかんないようにこっそりどうぞ」と言う。
持っていたタップシューズでカンカン音を確かめ3枚選んだ。自転車に積めるのは3枚が限度。雨を吸って砂のついた板は重たく、ハンドル必死、観光渋滞の鎌倉をぬけ建長寺の急坂を越え、家に辿り着いた時には手がワナワナした。

早くかわくといいな~、海の家の板はどんな音かしら?



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2 コメント

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Unknown (Midori)
2010-06-22 08:43:28
ある時を境にググッと近づけるんですよね~。

最初はお互いに様子見。でも、この人なら大丈夫、この活動は楽しいんだ、という事が分かれば、あとは皆さんガンガン自分を出してくると思います。

その分、わがままが出たり、順番を抜かしたり、利用者さん同士トラブルを起こしたり、やりたくないと拗ねてみたり……色々なことが出てくるかもしれませんが

基本、彼らが自分たちで楽しんでいればそれが一番なんでしょうね。
利用者さんからの意見から思わぬアイデアが生まれたりして!

よろしくお願いしま~す。
Unknown (なつこ)
2010-06-22 11:58:53
Midoriさま
突然、いっせいにためらいがなくなりましたね~。
インプロセッションはちょっと独りよがりになりすぎる所もあるけれど、おそらく、相手の音がきこえていない訳ではなく、影響され合っているのでそれでオッケー。今後が楽しみですよ!