きぼう。

生きていれば
暗い雲がたちこめて、嵐に打たれる日も
あるよね。

あなたが歩く、道の先に
すてきなことや、素晴らしいことが待っているなんて
とうてい信じられなくて

「何のために、生きてるんだろう」

そんなふうに思う日も、あるかもしれない。


でも
希望は、けっして死なない。

色褪せて
ぼんやり、薄れてしまったように思えても

いまは、ただ
深い霧の中に隠れているだけ。

まだ、あたたかい。
まだ、息づいている。

それに気づいてあげられたら
希望は、また、明々と
あなたの行く道を照らしてくれる。