独身黙示録 ~自由と冷静の果てに~

独身サラリーマンが仕事から女、そして麻雀について書いていくブログ

やはり歴史は繰り返すのか

2013年07月26日 23時56分37秒 | Weblog
少し前にある伝手で知り合った女性がいる。

その女性は27才で、瞳がとても綺麗で印象的な色白美人である。
性格は適度に明るく思慮深い感じの女性でまさにオレのタイプと言える。

ただ、同時にオレはこの女性もまた人の妻であるという現実を知った。
確定的な真実は結局知り得なかったが、真弓との危険な情事で真弓の家庭を壊す一因を作ったオレ。
その結果、真弓の旦那に100万円の慰謝料を支払ったオレ。
それにより、今後は不倫は二度としないと誓ったはずのオレ。

しかし、悩んだオレが、法律を犯さなければ問題ないはずだという結論に至るまでにはそれ程時間はかからなかった。

彼女、幸恵に強く興味を持ったオレは即座に連絡先を確保してメールのやり取りを開始した。

幸恵はいつも律義に、そして丁寧なメールを返してくれ、いつしか幸恵とのメールのやり取りがオレの日々の原動力となっていった。

何回かのメールのやり取りのあとに、オレは念願のアポイントをとることに成功し三週間ほど前に飲みに行った。

待ち合わせ場所に現れた幸恵はお洒落な帽子をちょこんと頭に乗せ、服装も白を基調にしてとても清潔感あふれていた。

オレは隠れ家を売りにしている店を予約していた。
落ち着いた店内でオレと幸恵はいろいろ話をした。
分かったことは、幸恵は結婚してはいるが旦那との仲は著しくうまくいっていないということ。
結婚して4年経つが子どもはまだいないということ。
基本的に歳上が好きだということ。
そして、オレへの印象もかなりポイント高いということ。

あまり根掘り葉掘り聞くのも心苦しいのだが、かなり突っ込んだところまでいやな顔一つせずに話してくれた幸恵。

ますます幸恵に好意を抱いたオレは別れ際に言った。

「また会える?」

それに対して幸恵はためらうことなく、「ハイ」と返してくれた。




コバンザメの気持ち

2013年07月18日 23時42分24秒 | Weblog
珍しく月に二回目のブログです。

夏場のこの時期は外回りも大変なのですが、今日あったこんな出来事を書いてみよう。

いつかのブログにも書いたが、車での外回りが多いオレは環境保護の観点から、サボり中や休憩中のアイドリングは厳に慎んでいる。
なので、この時期車中で休んでいるときは常に蒸し風呂という罰ゲームを受けている。

今日は珍しく朝から予定が詰まっていて、移動距離もそこそこあった。
昼一の訪問を終えたあとに次の客に向かうべくオレは東名に乗って厚木方面に向かった。
朝からの営業活動とこの暑さによる疲れで少し休もうと思いオレは海老名PAに入ることにした。

休憩中のノンアイドリング敢行を標榜するオレにとっては、暑い日のPAやSAでの停車位置が生死を左右すると言っても過言ではないのでオレはなるべく日陰を探すのだが、だだっ広く炎天下の状況で都合よく日陰などないのは皆さん想像に難くないでしょう。
しかし、格好の日陰が常に存在することをオレは知っている。

そう、トラックの真横である。
トラックの真横は真っ昼間でも乗用車が入るくらいの日陰はだいたい確保されているという事実。
アイドリングの音が多少うるさいものの、暑いのに比べればそんなことはなんてことはない。

海老名PAに入ってオレは手頃なトラックを物色したところ、乗用車のスペースに停めている小型のトラックを発見して即座に隣りにつけた。
PA自体は30%くらいの混雑度だったので、正直傍から見るとオレとトラックは奇妙な距離感であったと思う。

エンジンを切って少し携帯電話をいじり、数分間だけ仮眠しようとシートをリクライニングして瞑想を始めた途端に予期せぬ事態が発生した!

なんと、隣のトラックが徐にバックをしていくではないか。
そして、驚くことにトラックは10mほど隣のスペースに停め直すという行動に出た、、。

薄目でそれを見ていたオレは容易にトラック運転手の考えが理解できた。

オレに日陰を提供したくないのだ。

こっちは環境保護のためにエンジンを切っているというのに、その運転手はなんというせこさか。
減るものでもないしちょっとくらいいいではないか。
そもそも、いままでそんな意地悪をされたことは一度たりともなかった。

頭にきたオレは車を再度そのトラックの横につけてやろうかどうか真剣に悩んだが、もしそうしたらトラックの運転手はもう一度同じことをやるだろうことは容易に想像できた。
場合によってはトラックから降りてきて因縁をつけてくるかもしれない。

オレは常々、人の性格の醜い一面を見るのは大嫌いでなるべく見たくないと思っているので、再度の横つけは自重することにした、、。

オレが逆の立場だったらどうするだろうか。
隣で日陰を確保している人がいても間違いなく気にしないことだろう。
自分には一切不利益などはないのだから。

そんなことがあり、ほどなく暑さに堪えられなくなったオレは早々に次の客先に向かったのだった。




麻雀のこと

2013年07月14日 00時41分26秒 | Weblog
相変わらず麻雀は打っている。
もう40歳なので30代の頃のように平日も仕事の後に打ったり、土日に30時間以上ぶっ通しで打ったりはしないが、毎週土日のどちらかは麻雀に時間を費やしている。

少し前にある競技プロ団体の主催する麻雀の大会のようなもので、プロとアマが120人くらい出場したものがありオレも参加してみた。
正直、本気で優勝をするつもりだった。
長年打っているとなんとなくその時々の自分の精神状態が麻雀に勝てる状態なのかどうかということが分かる。
麻雀を打っているときだけではなく普段の生活の中でも麻雀に前向きな強い気持ちを持てるかどうか、簡単に言えば充実度みたいなものだ。
ダメなときは如何に前向きな気持ちを持とうとしても心のどこかで悪いイメージ、失敗するイメージが先行してしまい、それが如実に結果に現れるものだ。
その大会当時は数週間前から強い気持ちが維持できていて悪いイメージや結果が頭の中に沸いてこないとてもよい状態であった。
なので、プロと言われる人たちがいようがそんなことは関係なく優勝するつもりで臨んだ。

結果はあと一歩及ばずに5位前後であったものの、面前を主体とするオレの麻雀が打てたしまあ見せ場は作れたのかなと思う。
それと思ったのは、準決勝とかになるとオレの後ろで見るギャラリーがいたりするので楽しいということだ。
また機会があればエントリーしてみたい。

三連休初日の今日も雀荘に行った。
オレが店に着いたときは開店直後だったので客は一人もいなくてメンバースリー入りという絶好の卓が開かれた。
メンバーにはプロも二人いて一人は名の売れた実力派で楽しい戦いが期待できるとワクワクして対局が始まった。

最初の半荘。
終始オレが場をリードしてそのままトップをとった。
その半荘の途中で客が一人来た。
何回も同卓したことのあるオヤジだ。
このオヤジ、ほんとにクセのある人間でできるなら同卓はしたくないタイプである。

当然ながら、次の半荘にそのオヤジが卓に入ってきて勝負が始まったわけであるが、麻雀は、、、。
相変わらずである。
まず、ツモるのも切るのも遅い。
勝負処で多少時間がかかるのは仕方ないが序盤からでは勝負の興が削がれてしまう。
ただの呆けた老人なら仕方ないところもあるしオレも我慢するのだが、このオヤジに関してはそのような情けは一切無用だ。
意識はしっかりしているし、随所に悪意が溢れた麻雀を打つからだ。
そして、オレが最も許せないのがコシを使うことだ。
コシを使うとは、上家が切った牌に対して反応(鳴くか鳴かないか迷う)したあとに鳴かない行為だ。
雀荘によってはコシを使った牌についてはその牌での出上がりを認めないというペナルティを設けているところも多いのだが、オレの雀荘ではそのペナルティがない。
ペナルティがないとは言え、コシを使うということは基本的には本人にとってはマイナスな行為である。
手牌の一部や手役を他家に知らしめたり、テンパイしていないことを知らしめたりするからだ(テンパイから鳴くケースもあるが・・)。
本人にマイナスということは他家にはプラスということになるのだが、果たしてそれは喜んでよいことなのか?
コシを使ったのがチーだと確信できるとき、場合によっては2枚もの牌の所在が分かってしまい、分かってしまった以上は他家はそれに対応した塔子選択をしたり残す安牌の選択をすることになる可能性が出てくる。
もちろんそれが勝負の帰趨に直接影響を与えるものだったかどうかは判断の難しいところではあるが、本来は知り得ないはずの情報により打牌が変わり、勝負の結果が変わり得るということは麻雀のゲーム性を考えたときには決して好ましいことではないのは火を見るより明らかだろう。
また、このことを逆手にとり、タチの悪い人間の場合は鳴けない牌に対してコシを使い他家を撹乱させることもあるのだからどうしようもない。
このオヤジの場合はコシを使って鳴かないということが万度だから頭にくる。

すっかり戦意喪失したオレは二回目の半荘の途中でこの半荘でやめることを店側に伝えた。
そう、敵前逃亡である。

二回目の半荘もラス前で二着目だったが、ダマの満貫をトップ目だった名の売れたプロから出上がりそのままトップで終了した。
できすぎ&バカヅキだったのでメンバーに対して、やめるのは申し訳ない気持ちもあったがイライラするのが始まったらろくな展開にならないのは歴史が証明している。
オレは予告通りに卓を離れて雀荘をあとにした。

いまさらではあるが、フリー雀荘で緊張感のあるメンツだけで卓を囲むのは至難の業である。
さて明日はどうしようか。