病状説明

26日に母の検査結果の説明がありました。

肺炎については入院当初、血液中の炎症反応を示すCRPの値が4.5mg/dlあったのが
0.75mg/dlまでさがり重症にならずに済んだ。
その他の全身の検査ではちょっとした異常はあったものの、
今すぐ治療の必要なものはありませんでした。

でも一番ネックになる嚥下機能検査でやはり嚥下障害ありとの診断でした。
飲み込む際に時間がかかるのですが、気管の手前にあるくぼみに食べ物がたまっている時間が長い
飲み込んだ後食道に食べ物がたまってる時間が長い、誤嚥もあり・・・・
でした。

陳旧性の脳梗塞があり、そのせいで麻痺を起しているのか、リハビリで改善できるのか
を見極めるため、札医大の耳鼻科を受診することにまりました。

私はもう退院する気満々でしたので。。。。ショックでしたね。
デイサービスの管理者さんにも同席いただきましたが、この状況だと
現状受け入れは厳しいとのことでした。

刻み食とトロミは対応できるものの、何かあった時に看護師が常駐していない等の理由でした。

医師からも今すぐではないけれど、もし誤嚥性肺炎繰り返すなら口から食べることは
諦めないとならないと言われました。

いつかこんな日が来るとは思ってましたが、いざ現実を突きつけられると
どうにも受け入れがたいものです。

療養型への転院や特養への入所を何気に勧められます。
母のためにはそうしたほうが良いのか、悩みます。

でもね、もう少し家で一緒にいたいのです。
こんな急なことでもう家に帰れないなんて。。。。
まだ諦めたくないです。

少し元気になりました

今日の母は意識がちょっとすっきりしてたと言うか、入院前のような感じ。。
少し元気になってきたのかな。

食事は相変わらず。。時間がかかるし量も少ない。
私が介助するときは時間がかかってもなるべく食べれるだけ食べさせたい。

窒息は怖いけど、体力落ちちゃうし。。
看護師さんは一人で何人か掛け持ちで介助してるみたいで大変そう。。
なのでなるべく休みの日とか時間のある時は私が行くようにしている。
小一時間かけて7～8割ほど食べる。
当然食事用のワゴンっていうんですかね～下膳には間に合わないので
いつも最後にナースステーションにもっていく。
なんとなく申し訳ないけどここは母のほうが大事ですから。

で、たぶん昨日からだと思うけどアレルギーの薬が一つ追加になってました。
結構前から気になってたのですが、鼻水がしょっちゅうでる。
で、口の中に粘土の高いよだれがたまっていて、よく出していた。

これって後鼻汁とか鼻汁漏とかってやつかな～と思ってたので
看護師さんにもしかしたら鼻水が喉に落ちてきてるかも。。と言うと
「あ～なるほどね～」となにか感じていた様子。
「先生に言って、薬何か出せるか聞いてみます」と言ってくれていたのですが
さっそく処方されていました。
そのおかげか飲み込みが少し良い感じがしました。

今までは何となくごっくんするときに鼻の奥に違和感を感じるような飲み込みかたでしたので。。

これで少しすっきりしてご飯もたくさん食べれるようになると良いですがね。。

レビー小体型認知症だと薬剤に過敏に反応するので抗アレルギー薬とか抗ヒスタミン薬で
眠気のでる薬だとすごく眠くなってしまうようなのですが母なんともなさそう。。
いつの傾眠と変わらないというか。。

やはり大脳皮質基底核変性症なんだろうな。。。
でも幻覚バリバリでてるし。。

よくわからんです。

わからないけど元気で無事に家に帰れればなんでも良いです。

今日は面会に行かず。。。

仕事が終わったのが19時過ぎ。
外勤先だったから、母の入院する病院までタクシーと地下鉄と使っても
たぶん30分以上はかかる。

ギリギリ顔見れるくらいだと思ってダッシュしようかなと思ったけど、
もう夜勤の体制で病棟内は静かになっているし
あまりバタバタで行っても迷惑かな。。と思ってなんとなく躊躇してしまい
面会にはいきませんでした。

一日くらいは大丈夫だろうと思ってまっすぐ帰ってきたけど
何となく不安になってしまう。
看護師さんがみてるからといっても夜勤の体制は2人しかいなく
ほぼ病室で対応してたリコールが鳴ったりでだれも母を見ていない。

先日も夜に行ったときに車椅子に座らされて詰所で一人きりだった。
立ち上がらないように拘束されてたが、半分立ち上がっていた。
ちょうど私が来て座らせたけど。。やっぱりなぁって思った。

こればっかりは仕方ないので、できるだけ私が行くようにしていた。
看護師さんたちは良くしてくれているとは思う。
でも家族が面倒見るほどはできないのは当たりまえだ。

今日はいってもほんの10分程度しかいられないなら何もできないし、
少し休もうと思ったけどどうしても気持ちが落ち着かない。

これってトラウマかな。。。

母が傷害事件にあった日も用事があってショートステイを組んだのは間違いないが
少し休みたいと言う気持ちが強かったのだ。
そしたら母があんな目にあってしまった。。。。

それともまだ親離れできてないのかな。。。

入院3日目

札幌医大の入院から数えたら4日目ですが。。。

金曜日から休めているのでこの土日は母の入院先へ行き、昼ご飯と晩ご飯の介助をしてきました。

おかゆと刻み食で水分はトロミつき。
これがね～私が行くと熱いお茶にトロミなしでだしてるんですよ。。。
まったくね。。よくある引継ぎがされてないってやつね。

食事の量はまずまず食べれるようになりました。
あまりむせもしないのですが、嚥下機能はちゃんと調べないとわかりませんし
今は肺炎症状もないですが、まだ油断できません。

でもねぇ、明らかにレベルが落ちてる感じです。

見守りが必要なので車椅子に座って詰所で看護師さんたちといますが
ぼーっとしてしまっています。
看護師さんたちは良くしてくれていると思いますが、どうしても行き届かないのは仕方ないこと。

入院することになった時に多少は覚悟しましたが。。。
早く連れて帰りたいですね。

座ってばかりだし、運動もしませんから歩けなくなるんじゃないかとそれも心配です。
あすから色々検査が始まるみたいですから多少は動くでしょけれど。

やっぱりできるかぎり在宅で見ていきたいなと思います。

ただ夜は細切れ睡眠から解放されて少しゆっくり眠れています。

母入院

13日の昼緊急搬送されました。

理由はデイサービスのお昼ご飯のお寿司をのどに詰まらせ
呼吸が止まったのです。

施設が救急隊の指示で心肺蘇生をし、何とか詰まったものが少しとれ
すぐに意識は戻ったそうなのですが。
チアノーゼを起こしていたようです。
管理者からの電話の向こうで到着した救急隊が言っているのが聞こえました。

内勤でオフィスにいたので急遽早退、搬送先がまだ決まってないとはいえ会社を出た。

搬送先は札幌医大との連絡があり、
デイの場所を考えても私のほうが先につくはずだし
タクシーよりも地下鉄が早いだろうと判断して医大へ。
　
私が到着するころに上空にヘリが飛んでいる。
ドクターヘリ？うちとは関係ないだろう。。。と思って総合案内へ。

母の名前と緊急搬送されてくるはずだと伝えたら、なんとヘリで運ばれたのが母でした。
高度救命センターへと言われ、まさか心肺停止か？？と
こっちの心臓がとまるかと思いながら血の気も引く思いで駆け付けました。

施設の管理者さんが同行していて意識はあるとのことを聞いて少し安心したけれど
本人の顔をみるまではどうにも落ち着かない時間が流れました。

レントゲン、ＣＴの結果命に係わる異常はないが、肺炎が怖いので
一日ＩＣＵで様子を見ることになり、何ともなければ翌日退院と言われました。

心臓は止まる寸前だったかもしれないがかろうじて止まらずに低酸素脳症は
ギリギリ免れたのではないかとのお話でようやくほっとしました。

その後面会して酸素マスクをされぐったりしているものの
呼びかけには答えてくれたました。

この状況で翌日退院させるのか？とそちらは不安でしたが
救急なのでね。。。回復すればすぐに出されますよね。。

夕方親せきが到着してもう一度面会したころには
酸素マスクも不要になり「起きる」と言って起き上がったりして。。
その後不穏状態に突入。。。
点滴やら導尿の管を引っ張り出す、寝たかな～と思うと起きてしまうで、
なんだかんだで18時ころおとなしくなったので、お任せして帰宅しました。

そして朝連絡があり退院が決まったとのことで迎えに行きました。

嚥下については救急では確認しないし搬送前よりは回復してるという事で
主治医への手紙を渡されてそれで終了。。
何度も言いますが救急ですからね。。。こんなもんです。

一番驚いたのは朝の看護師が薬とか食事は家に帰ってから取ってください。。。
はぁ？昨日の今日で食事は家でとれだと？
また詰まらせたらどうするんじゃ！！と思いながら何を言ってもらちが明かないのは明白。
退院したその足で主治医への元へ。

ひとまず胃ろう高カロリー輸液の対応ができる病院を紹介いただき
転院となりました。

今日は帰れると思ってた母にはかわいそうですが、また同じことがおこったら
今度は命が危ないし、今回は運が良かっただけかもしれないし。

私も連れて帰りたかったけど2週間の入院となりました。

夕食は食べれて薬も何とか飲めてました。
でも水はむせるのでとろみをつけた物でないとだめかもです。

明日も仕事は調整して変わってもらえたので朝から行ってきます。

夕方また不穏だったのでどうなっているやら。。