寺院建築の屋根瓦には平瓦と丸瓦がある。古代寺院の瓦について詳しく知るわけではないが、軒丸瓦に施されている文様は蓮弁を図案化したものに限られると思っていた。博物館などに展示されている丸瓦では大抵蓮弁が菊の花のように描かれていたからだ。蓮弁の形や枚数は時代の特徴を表すものだと紹介されていたように思う。ところが、鬼面文の丸瓦が展示されているのに出会った。葛城市歴史博物館に常設展示されていたものだ。地光寺跡から出土したものだと紹介されていた。他では見たことがないこの瓦の文様は朝鮮半島に類似のものがあるらしい。
30秒の心象風景11318・鬼面文軒丸瓦~歴史博物館~
https://youtu.be/25MgbWm-mcA
30秒の心象風景11318・鬼面文軒丸瓦~歴史博物館~
https://youtu.be/25MgbWm-mcA