著者:伊藤 たかみ
出版社: 文藝春秋 (2006/8/26)
直木賞より芥川賞派の私ですので
まずはこの作品から手を出してみました。
読み始めが辛い・・・
最近あまり読みはじめに躓く本は無かったのだけれど
今回はなぜか進みが悪かったのです。
決して嫌味な文章でもないのだけれど
おそらく主人公の設定などがありふれたものだったので
私の先入観から脳にブレーキがかかったのではないかと思います。
なので短い作品にもかかわらず、途切れ途切れで読み進める。。。
全体的に程よくさらりと読みやすい文章。
やはりその点が物足りない。
私がイマイチと思ったのは、感情の説明が多いこと。
それなのに(それゆえか)宙に浮いてしまってるものや足りないモノがあるような。
大筋の内容は良いと思うのだけれど、抑えてくれるポイントが
私の好みとずれていたということでしょうか・・・
設定・背景から影響される心の動き、現実と行動と浮かんできそうなちょっと先の時間
こういうものがもう少し描写されていると
たとえサラッとした文章でも、もう少し好きになれたかも知れないです。
もう少し時間を置いて読み返してみたいと思います。
単行本にもう一つの作品が収録されています。
それも頑張って読みきらないと・・・
決しておもしろくない作品というわけではありません。
出版社: 文藝春秋 (2006/8/26)
直木賞より芥川賞派の私ですので
まずはこの作品から手を出してみました。
読み始めが辛い・・・
最近あまり読みはじめに躓く本は無かったのだけれど
今回はなぜか進みが悪かったのです。
決して嫌味な文章でもないのだけれど
おそらく主人公の設定などがありふれたものだったので
私の先入観から脳にブレーキがかかったのではないかと思います。
なので短い作品にもかかわらず、途切れ途切れで読み進める。。。
全体的に程よくさらりと読みやすい文章。
やはりその点が物足りない。
私がイマイチと思ったのは、感情の説明が多いこと。
それなのに(それゆえか)宙に浮いてしまってるものや足りないモノがあるような。
大筋の内容は良いと思うのだけれど、抑えてくれるポイントが
私の好みとずれていたということでしょうか・・・
設定・背景から影響される心の動き、現実と行動と浮かんできそうなちょっと先の時間
こういうものがもう少し描写されていると
たとえサラッとした文章でも、もう少し好きになれたかも知れないです。
もう少し時間を置いて読み返してみたいと思います。
単行本にもう一つの作品が収録されています。
それも頑張って読みきらないと・・・
決しておもしろくない作品というわけではありません。
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