垂直落下式どうでもいい話

基本的に凡人以下なので期待しないでよね-=≡Σ(((⊃゜∀゜)つ

映画を観た~硫黄島からの手紙~

2006年12月19日 20時58分42秒 | 映画
【五つ星評価…☆☆☆☆☆】

日曜日に『硫黄島からの手紙』を観に行きました。


世界が忘れてはいけない島がある。


クリント・イーストウッド監督が描く硫黄島第二弾『硫黄島からの手紙』。第一弾の『父親たちの星条旗』も劇場で観たわけですが、今回の『硫黄島からの手紙』のほうが良い作品でしたね。

日本側から見た硫黄島ということで、ハリウッド映画ながらメインのキャストはほとんど日本人です。

渡辺 謙
二宮 和也
伊原 剛志
中村 獅童
裕木 奈江・・・

裕木 奈江が出てたのは驚きましたよ(笑)久しぶりに見ましたが全然気がつかなかったな~。

セリフは9割は日本語で本当に日本の映画を観てる感じがしました。

個人的に戦闘シーンは前作の方が迫力があった印象ですが、映画としての総合評価は今回のほうが高いです。時代が違えど同じ日本人の話なので作品に入り込みやすかったですね。

それにしても硫黄島での日本軍の過酷な環境は想像以上でした。食料も水も満足に手に入らない状態での重労働は見てるだけでも辛さが伝わってきます。

そして、洞窟の中で爆撃に耐えながら迫り来る死の恐怖と戦う日本兵はどんな想いだったのか・・・なんとなくですが分かった気がしました。
 
少し色を落としたような映像も当時を再現するのに良いアクセントになってますね。

登場人物で目立っていたのは、やはり栗林忠道中将役の渡辺謙でしょう。栗林忠道中将は当時の硫黄島の日本兵を率いて、5日で終わるはずの硫黄島の攻防戦を36日間も戦い抜いた名将。もちろん実在した人物です。



この栗林中将を渡辺謙が見事に演じています。とても人間味が溢れる素晴らしい指揮官だったんだろうな・・・。謙さんの演技を見てそう感じました。僕が想像していた日本軍の指揮官のイメージとはまったく違いましたよ。

栗林中将の想定した長期戦に否定的だった部下の将校に言った言葉にはジ~~ンってきました。

「本土で暮らす子供達が一日でも長く平穏に暮せるなら、ここで我々が戦う一日には意味があるんです」(←ちょっと違うかもww)



でも、この映画を観て思ったんですけど・・・。

こういう映画は日本が作らないと・・・。

アメリカ人にここまで作られたら立場がないよ。

日本の歴史なんだから。

僕らのじいちゃん達が戦ったんだから。

男たちの大和』くらいで満足してちゃダメだぞぉ!


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2 コメント

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日本インターネット映画大賞募集中 (日本インターネット映画大賞)
2006-12-24 17:14:58
突然で申しわけありません。現在2006年の映画ベストテンを選ぶ企画「日本インターネット映画大賞」を開催中です。投票に御参加いただくようよろしくお願いいたします。なお、日本インターネット映画大賞のURLはhttp://www.mirai.ne.jp/~abc/movieawards/kontents/index.htmlです。
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ありがとうございます (ハンガー拳法)
2006-12-25 21:01:57
日本インターネット映画大賞さん

ごくろうさま。
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