垂直落下式どうでもいい話

基本的に凡人以下なので期待しないでよね-=≡Σ(((⊃゜∀゜)つ

映画を観た~南極料理人~

2009年08月23日 21時23分09秒 | 映画
西村君、どうしよう…
なんか楽しい。







海上保安庁の料理担当である西村は、南極ドームふじ基地に派遣される。ペンギンやアザラシはおろか、ウィルスさえ生存できない極寒の地では、楽しみと言えば食べることだけ。観測隊員のために西村は、時に贅沢な食材を使い、娯楽の少ない彼らをもてなしていた。日本から遠く離れた西村の心の支えは家族。しかし、ある日娘から「お父さんがいなくなってから毎日が楽しくて仕方ありません」というファクスが届き、ショックを受ける。

南極隊員で料理担当であった西村淳のエッセイ「面白南極料理人」を映画化。日本から1000キロも離れた平均気温マイナス54度の土地で働く観測隊員の生活をユーモアたっぷりに描く。自分の意志に反して南極に単身赴任になった料理長・西村。しかし、テレビも外食もコンビニもない南極で、朝昼晩三食を観測隊員に作る西村は、いつしか隊員たちと家族のような心の繋がりを感じるようになっていく。ロケは北海道で行われ、セットで作られたドームふじ基地は、実際の設計者である北見工業大の教授たちにそっくりだとお墨付きをもらったとか。出演は、堺雅人、生瀬勝久、きたろう、豊原功補ほか。監督は本作が商業長編作品デビューとなる沖田修一。
(goo映画)


【五つ星評価…




かなりユルイ映画ですが、こういう映画は管理人大好きですよ。

予告編を観ると、南極の厳しさを見せながら家族愛を謳う映画かな?と思っていましたが、まったくイメージが違いましたね。

全編を通してゆる~い笑いに包まれてる和み系映画でしたよ。

ジャンル的には『かもめ食堂』や『めがね』に似てるような似てないような……食べ物がキーポイントになっているのは似てるでしょ。

笑いのポイントは上の2作よりも多めで、個人的なツボも多かったです。

南極での過酷な仕事風景……みたいなものはほとんどありません。

常に勤務外の人間模様を描いています。もちろん、主人公の西村の料理を通して。



ここで面白いのが、西村の料理を隊員達は美味しそうに食べるんだけど、一切「うまい」とは言わないんですよね。

全編を通して「うまい」という言葉が出たのはラストの一回のみ。

ここで、コレ食って言うのか~~~!と、ちょっと驚かされましたwwww

でもね、みんな「うまい」とは言わないんだけど、西村さんが作る料理めっちゃうまそうなんだよね。

見た目は当たり前ですが、隊員達ががっついて食べる様子もうまさを引き立てているんですね。

それでも、隊員達は一言も「うまい」とは言わない。

最期の意外な「うまい」の一言が非常に巧妙だと感じましたwww

キャストの方々は、堺雅人、生瀬勝久、きたろう、豊原功補、等などの隊員達はもちろん、憎たらしくもお父さんの事を大切に想う西村の娘を演じていた子役の女の子も良かったし、隊員と中継で質問していた男の子には笑わせていただきましたwwww



淡白な笑いが好きな方は絶対にハマること間違いなしの本作。

絶妙な間、絶妙な空気、絶妙な表情、絶妙な一言。

多くを語らずとも、テンションを上げなくとも、人は笑えるものなんですねww

大作に比べると上映館は多くないですが、素晴らしい一本だったと思います!!

興味があれば是非劇場で、他のお客さん達とこの絶妙な笑いを堪能してください。





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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
南極といえば (てくっぺ)
2009-08-24 02:09:27
南極物語ですね。^±^

とか、植村直巳物語とか。^±^

植村物語は映画館でも見ました。

犬ぞりで犬が雪の割れ目に落ちたとき、
「だから危ないっていったのになぁ~」
植村さん役の西田敏行さんの声が耳に残ります。^±^
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ありがとうございます (ハンガー拳法)
2009-08-27 23:08:43
てくっぺさん

いつもありがとうございます。
南極物語はハリウッドのリメイク版しか記憶にありませんねww
植村直巳物語も知りません…
西田敏行さんが主演なんですね!
西田敏行と言えば今年で釣りバカ日誌もファイナルらしいですね。
たぶん観に行っちゃうかもwww
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