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牛窓の本蓮寺と旧牛窓警察署本館(海遊文化館)

2016-04-25 18:08:40 | 岡山
2016年4月24日にお参りしました。
「山号は経王山、宗派は法華宗本門流である。当寺の歴史は南北朝時代の正平2年(1347)、京都妙顕寺の座主であった大覚大僧正が法華堂を建立したことに始まる。」
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓3194
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瀬戸内市の観光案内

牛窓の案内図

本蓮寺の参道



山門(瀬戸内市指定文化財)
「創建の年代は不詳。現在の建物は18世紀中頃のものとされている。形態は一間一戸の四脚門と呼ばれるもので、門の両側に本瓦葺、真壁造の袖壁をつける。屋根は切妻造、本瓦葺。」



境内(国指定史跡)
「本蓮寺は、江戸時代に日本国と朝鮮国の善隣友好の使者として12回渡日した朝鮮通信使の中心的な役割を担う三使(正使・副使・従事官)の宿館として4回利用された。」



庫裏の玄関

庫裏

書院

仁科琴浦先生の碑



中門への階段

中門(重要文化財)
「本堂と同じく明応元年(1492)の建立と伝えられている。門の形式は、二本の柱を主柱とする棟門と呼ばれる形式のものである。構造は切妻造、本瓦葺、破風には形の良い鰭付蕪懸魚を吊る。」





本堂(重要文化財)
「現在の建物は、明応元年(1492)に再建されたものである。平面は正面五間、側面五間、正面中央に向拝をつける。構造は寄棟造。本瓦葺、と斗栱はなく円柱の上に大斗、舟肘木を置いて丸桁を支える。」

















祖師堂(岡山県指定重要文化財)
「創建の年代は不詳。再建の時期については、元禄4年(1691)と明和6年(1769)とのニ説がある。平面は正面三間、側面四間、中央に向拝をつける。屋根は入母屋造、本瓦葺。」





鬼子母神堂

番神堂(重要文化財)
「法華経を守護する三十番神を祀った神堂で、江戸時代中期に建てられた覆屋の中に、東より東祠、中祠、西祠の三棟が並んでいる。建築年代はいずれも室町時代後期とされている。」











三重塔(岡山県指定重要文化財)
「創建の年代は棟札の写しにより元禄3年(1690)である。平面は方三間、棟高は12.6m、構造は四天柱をもち、心柱を天井裏より立てた一般的なものである。屋根は本瓦葺、軒は各重ともニ軒繁棰。軸部は粽付の円柱で台輪を使用し、斗栱、花頭窓などは禅宗様である。」









鐘楼



両祖廟堂



境内からの牛窓の港

旧牛窓警察署本館 (登録有形文化財)
「この建物は、明治20年(1887)西大寺警察署牛窓分署として建てられ、その後名称は何度か変更されるが昭和52年(1977)まで警察署として活用され、地域の陸・海の治安維持の役割を長年担った建物である。和洋折衷の擬洋風建築となっている。」
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