さて、やきもきしながら2か月が経ち、3月に結果を聞きに行き
ました。
前回とは違って、午後からの予約だったこともあってレントゲンは
待ち時間なし、診察は10分くらいしか待ちませんでした。
前回は無口でほとんど説明なしでしたが、今日は痰の検査結果も
出たので説明してくれました。
この日撮ったレントゲン写真と1月に撮ったもの、CTの画像を
並べてあり、今日のレントゲン写真は1月のものより影が薄く
なっているとのことでした。(微妙で私にはわからず)
なので、悪化してはいないらしいです。
痰の検査は3日分提出したのですが、1日分にだけ菌が検出された
とのこと。
その菌は抗酸菌でマイコなんだらかんだら…(長すぎて覚えられません)
家に帰ってからパソコンで調べたら、非結核性抗酸菌は、
マイコバクテリウム・アビウム・イントラセルラーレ(МAC菌)
が約80%を占め、次いでマイコバクテリウム・キャンサシーが
約10%、その他が約10%を占めています…。
という風に書いてあったので、多分前者と思われます。
診断については医師によって意見の違うところらしく、3回
出なければ断定せずに経過観察という事だったらしいのですが、
今はCT画像で病変が見られたら診断されるようです。
私の場合、明らかに病変が見られるというので非結核性抗酸菌症
(肺МAC症)?
(言われたのかもしれないけれど、はっきりと言われた気がしない)
治療は抗生剤は3種類を組み合わせて、1年~2年服用。
薬の効きが悪く、長期間服用しないと効果がみられないらしい。
副作用として、特に重要なのが視力の低下、肝機能の低下など。
抗生剤を1~2年も飲むって…ちょっと抵抗ある…
副作用も気になる…即、決断はできない。
で、聞いてみました。
「前回よりも影が薄くなってるというのは、このまま自然治癒する
可能性はないのですか?」
「まあ、そういうケースもなくはないけれど、この菌は普通の環境に
存在するものだし、薬を使ってもなかなか治りにくいから…
一度治ってもまた再発する場合も多いし…」
このМAC菌は普通の環境の水や土に存在するらしく、感染するの
が女性に多いことから、台所の水回りやお風呂場などに存在して、
水仕事やシャワーの水しぶきを吸い込んで感染するのではと
言われているらしい。
特に悪化しない場合もあるけれど、緩やかに進行していく場合が
多く、自然治癒はほとんどないということらしい。
薬の効きも悪いので治りにくく、緩やかに進行していく…
どうやら厄介な病気に感染してしまったらしい。
どうしますか?的なニュアンスをもちながら
「薬の服用でいいですか…?」
と、断言する風でもない言い方。
10年ほど前にやはり健康診断で「正常眼圧緑内障」であることが
分かり、以来、視神経を圧迫しないよう、眼圧を下げる目薬で
治療中。
また以前ドナー講習会で何か病気になったり、手術をするような
ことになったらドナーであることを必ず言うようにと聞いていたので、
腎移植のドナーであることと緑内障であることを告げました。
すると、
「今回、前回より影が薄くなったので、環境を整える形で、もう少し
経過観察しましょうか」
と、元から積極的な感じのない先生でしたが、ちょっと腰が引けた
感じで、さらに消極的に。
環境を整えるというのは、水回りの掃除をよくして、シャワーを浴びて
吸い込んだりしないようにということ。
すでに感染しているのに、これ以上菌を吸い込まないようにという
ことなのかな?
何かスッキリしないけれど抗生剤の服用を簡単には決められない
し、とりあえず経過観察ということにしました。
次は3か月後の5月末です。
妹に相談すると、3か月も何もしないで良いの?とかなり心配な
様子。
治療に消極的だし手術を受けた大学病院でも一度診てもらった
ほうかがいいんじゃないかと。
ちょうど1か月後の4月にドナーの定期検診もあるので、その時
相談してみることにしました。
先生にはっきり病名を言われたかどうか不明なのですが、
話の経緯から非結核性抗酸菌症(肺МAC症)だと思います。
ネットで調べたら次の二つのサイトが見つかりました。
病気の詳しいことが書かれていますので、興味のある方はのぞいて
みてください。
非結核性抗酸菌症、
慶応義塾大学病院 医療・健康情報サイト
長くなったので、続きは次に書きます。
思わせぶりでごめんなさい。
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