平昌五輪、フィギュアスケート羽生君と宇野君のワンツーメダルも素晴らしかったが、別の意味で最高の感動を得たのは、
スピードスケート女子500mの小平奈緒選手である。
悲願の金メダルを獲得した小平選手が、2位に終わった韓国の李相花選手を励ます姿には思わず涙を流した。
開催国であり、五輪3連覇の重い期待を背負っての李選手が金に届かず悲嘆にくれる姿。
そこにそっと近付いて優しく肩に手をかけて抱きかかえる姿。なんという美しい光景!
あとで二人のエピソードが報じられるにつけ、ますます感動した。
かつて、小平選手の苦しい時には李選手が励まし助けてくれたそうだ。
二人は互いに家庭に招きあうほどの仲良しであり、レースにおいては最高のライバルでもあったと。
これぞスポーツマンシップの極みでありオリンピック精神の真髄だと思った。
今期のオリンピックは事前にドーピング事件や南北朝鮮の政治的駆け引きなど、好ましくない問題が多かったが、
それらを乗り越えた清々しいスポーツの素晴らしい精神を世界中に広めてくれたと思う。
小平奈緒選手は金メダル以上に人間の素晴らしさを見せてくれました。
久しぶりに心を洗われました。 ありがとう、ありがとう!
この二人は世界のトップを争っていて、李選手が世界のトップだったのに、ここしばらくは小平選手がW杯で勝ち続けたため李選手にかなりのプレッシャーがあったみたいですね。開催国、しかも反日感情のある国で日本選手に負けるというのは選手としてキツイと思います。
それを超越したこの写真、すごくいいですね。
>この写真、本当にいい写真ですよね。
とうとう閉会式になりました。
やはり、五輪は良いものですね。
メダルを獲った人も、あえなく予選で敗退した人も、それぞれが精一杯の努力を積み重ねての参加だったと思いますが、なかでもこのシーンは一番感動しました。
一方で、女子パシュートで韓国チームの某選手の仲間を見捨てるような許せない行為は世界中の非難を浴びました。
それだけに、このシーンがより一層輝きました。
日本人の魂の美しさを世界に発信してくれた小平選手をとても嬉しく思いました。