岩手山麓景観形成重点地域を守ろう ★『イーハトーブ通信』

野生サクラソウ大群落を潰し岩手山麓の環境を破壊してきた旧町政。産廃問題に端を発した岩手山麓『誘致公害』の記録

『イーハトーブ』って なあに?

2005年09月08日 | 雫石便り&Sumireの花の郷便り
宮澤賢治童話集 『注文の多い料理店』 自筆広告文より ♪

イーハトーヴは ひとつの地名である。
強いて その地点を求むるならば それは 大小クラウスたちの耕していた野原や 
少女アリスが辿った鏡の国と同じ世界の中ニパーンタール砂漠の遥かな北東  イヴン王国の遠い東と考えられる。
実にこれは 著者の心象中に このような状景をもって実在した
ドリームランドとしての 日本岩手県である。
そこでは あらゆることが可能である。
人は 一瞬にして 氷雪の上に飛躍し 大循環の風を従えて 北に旅することもあれば
赤い花杯の下を行く蟻と語ることもできる。
  罪や かなしみでさへ そこでは聖くきれいにかがやいている。・・・・・・・・


宮澤賢治さんは、エスペラント語っていうことばを学んでいました。
世界共通の言葉です。
全世界が平和でしあわせになることを願って、学んでいたのでした。
その エスペラント語で、盛岡のことは モーリオ、 仙台のことは センダ-ド、花巻のことは
ハナマキーノ岩手のことは イーハトーヴ といいます。
IHATOV とも イーハトーブ ともイーハトヴとも 賢治さんが書いたものの中には出てきます。
賢治さんは また、イーハトーヴということばに、理想郷という意味を託しました。
雄大な岩手山や、蒼い風が吹く野原で、雫石町を知るみなさんのこころのなかに、
あなたご自身の「イーハトーヴ」が生まれますことを 願っています。

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3 コメント

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雫石には賢治童話の舞台がいっぱい (Sumire)
2005-09-08 19:47:05
「注文の多い料理店」って、自費出版だったんですって!なかなか売れなくて、とうとう銀座の夜店で売られたそうな。儲かる料理店経営の本だと思って買っていって、あとで怒って返しに来た客もいたそうな。

大学の賢治講座で聞いたはなしで~~す。
で、そのイーハトーブに? (ぼっちゃんかぼちゃ)
2005-09-08 19:53:19
でその雫石にどうして産廃が来る計画がでてきたわけ?

早く慣れて!本題がよみたいよお。

家の近くでも作ってから止まってるよ。

どこかというと、この間の地震で天井が落ちてきたんでーす
地震で天井が落ちたところって・・・ (くらふと一期舎)
2005-09-08 22:06:00
たぶんイーハトーヴさんからも説明があると思うけど、その経緯は以下のブログに詳しく載っています。

http://picassomoon.cocolog-nifty.com/satan_blog/cat2538229/index.html

えーっと、うまく表示されるかな?

もし、表示されないときは

http://picassomoon.cocolog-nifty.com/

からカテゴリー「産廃処理施設、雫石クリーンセンター(仮称)関係記事 」をご覧くださいませ。



地震で落ちたところって、岩手のお隣の首都ですね?