結婚しよう。

ツマコ33歳。永遠の新妻。

影探し

2008-10-03 11:38:39 | Weblog
女は「お嬢さん」から「奥さん」になるときに
変わりますよね。
特に私なんか実家暮らしだったので
生活自体がだいぶ変わりました。
で、「奥さん」から「お母さん」になるとき
また劇的に変わるのだと思います。

今の私にとって「生活」とは、家事をやること。
毎日の食事を作ること、
住居と衣類を清潔に保つこと、
これが私の生活です。

オットの「生活」の中心はたぶん仕事。
それは独身の頃も今も、
おそらく子供が生まれても変わらないんじゃないかな
と思います。
仕事は私もしていますが
優先順位が違うのだと思います。

オットは今の会社でうまくやっていくことが死活問題。
自分は決して失業するわけにいかない
と思っているはずです。
その点私は、仕事よりも家のことが大事。
17:30か18:00には
仕事を投げ出してでも帰るしね。

さらに、もしお腹の子の様態が悪くなったら
迷わず仕事は休んで安静にすることになるでしょう。
健診も母親学級も、仕事より優先です。
それはたぶん、家事よりも優先です。
そう思うと、もう「奥さん」から「お母さん」に
変わりつつあるんでしょうね。

人生の大きなステップで
意識が変わるのは男も女も同じだけど、
生活まで変わるのは女だけ。
なんか不公平だーなんて思ってしまいます。

でも。

昨夜私が
「私は、”お母さん”になるんだなぁ・・・」
としみじみ呟いたら、オットが
「そうだよ。なりたかったでしょ?
と言いました。
そこでハッとしたのです。
そうだよね、なりたかったんだもんね。
なりたくてなりたくて、やっとなれる”お母さん”。
そのことをもっと、素直に喜ぶべきなのに。

いざ目前にやってきた夢の大きさに
ビビッているのでしょうか。
しょうがない母親だな。

今やっと、ぼんやりしていた夢のリアルな陰の部分が
見えてきたところ。
さぁ、今度はまた、明るい部分に目を向けてみようか。

私のお腹の中で、一生懸命育っている我が子。
生まれてきたらまず、私を見て
どんな顔をするだろうか。
私はどんな気持ちでこの子を抱くだろうか。
オットはどんな顔をするだろうか。

ほら、ちょっと考えただけでも涙が滲んでしまう。

どうしよう。
私はきっと、幸せでたまらないのだと思います。

眩しくて直視できないほど、
おもわず暗いところを探してしまうほどに
その幸せは、私には圧倒的なのです。