「それはないよ！」～ファイティー君、卒業？？～

衝撃がブログ界を駆け巡った。
ファイティー卒業？




ネタ元は「Ｒ２５」という、東京で配布されているフリーペーパー。
曰く、

"昨シーズン本拠地を札幌ドームに移した北海道日本ハムは、昨年までファンの強い要望に応えて、東京ドームでの主催試合に限り旧マスコットのファイティーも登場していたが昨年限りで卒業。2年目を迎えるＢ・Ｂが晴れて大黒柱となる。"


おい、いいかげんにしろ！！


「飛ばし記事だろう」と思っていた。
しかし、のおさんが札幌の球団に直接問い合わせたところ、回答曰く「本決まりではない」という曖昧な回答だったとか。


そもそも、昨年もファイティーが東京で活動しているのに球団ＨＰの何処にも出てこないし、ＢＢのコラムにも一言も触れられていないし（相方不要論？のくだり）。
すべてが、不自然だった。

もともと「卒業させよう」という意図が球団にあったのではないか？
それは北海道に移転して、「北海道地元密着」をアピールしなくてはいけない、その気持ちから出ているのだろう。
それは「ＧＯＧＯ！ＦＩＧＨＴＥＲＳ」の歌にも出ていると思う。札幌の観光名所を歌わねばならないか。他球団ファンにも評判のよい「ファイターズ讃歌」をうっちゃってまで。
そこまで北海道に媚ねばならないのか。そこまでしなくても十分アピールできていると思う。


北海道本拠地は昨年からである。しかしファイターズは新球団ではない。３０年の歴史がある、さらにはセネターズ時代からの伝統がある。
例えは悪いが、いくら頑張っても「楽天」には歴史がない。だから新しさをアピールする（それは当然だ）。

歴史は引き継がねばならない。
ちなみにオリ近は、オリ時代からＨＰで「阪急時代」に全く触れていない。私が昔からオリ球団首脳を信用できない一因である。

ハム球団は北海道の人たちにこう言うべきだ。
「ファイターズは東京の地で、いろいろあった。楽しいことや低迷期もあった。そういう球団です。それを含めて北海道の皆さんにも、どうぞ応援して欲しい。」
「ファイティー君やファイターズ讃歌は、東京でファンに愛されてきた。球団からも自信を持って北海道の皆さんにご紹介したい。」


本来、キャラクターというものは「愛されて欲しい」として球団がファンに提示するものだ。
ファイティーはその役目を勿論果たしてきた。
新しくキャラクターを発表する球団は「何故今まで愛されてきたキャラクターをこれからも使わないのか」
といぶしかるのでは。

愛されているキャラクター＝ＰＲＩＣＥＬＥＳＳ

そういう役割を立派に果たしている、存続運動まで行われたキャラクターを、また何でたった１年で卒業させようとするのか？

まさかとは思うが、北海道以外のファンを切りたいのか？

東京での試合日程も昨年は殆ど週末だったが、今年は平日３連戦が大半。４月しか土日が入らない。
どうも東京での試合数も「フェイドアウト」しようとしているのでは。


球団の言う「地域密着」には大賛成だ。
しかし「新庄人気」もあり球団への注目度も「全国区化」していることを自覚されたい。
関東をはじめ、全国にもファンはいるのだ。

今回のことは、球団の「マスコットに対する気持ち」や「道外のファンへの思い」が試されているのだ。
最悪のチョイスをして、特に「関東のファン」に向かって後ろ足で砂をかけることのないよう、球団には是非よくご検討されたうえで、慎重な行動をお願いしたい。

新しいことと今までのこと、歴史と未来、共存は可能だ！

＜おしらせ＞
ウダウダと書いてしまいました。
球団の住所と電話番号を記載しておきました。（「存続願い」をするなら東京のほうが、よさそうです）関東は話が通じないようです。

北海道日本ハムファイターズ
〒062-0045　札幌市豊平区羊ケ丘１　℡011-857-3939（narukoさん指摘サンクス）
首都圏営業部
〒108-0074　東京都港区高輪3-26-33　℡03-3440-9504
※鎌ヶ谷に移転しているようです。０４７－４４６－５５８６（こちらもnarukoさんご指摘多謝）