今，大学は休みなので，多くの先生方は何らかの視察や調査・研究で海外に行かれることが多いです．ワタシの勤めるＨＣセンターの各教員も，フランス，フィリピン，ニュージーランド，オーストラリア，英国，カナダ，etcと世界中を飛び回っています．
ちょっと聞くと羨ましい限りのように思えますが，実はワタシ自身は不思議とそんなキブンになったことがありません．
個人のポケットマネーで行くわけじゃなく，科研なり助成金を使っていくのですから，もちろんですが，浮かれたキブンでは行けませんし，公費を使うだけの理由と成果はしっかりと報告書にまとめなければなりません．つまり観光旅行じゃないんですから．．．（当たり前ですが．．．＾＾；；；）
しかし，そんなワタシがちょっと羨ましいなぁと思った出来事が昨日ありました．帰りのバスで一緒になった大学院博士課程のＩ さんがドイツ視察に行く話です．いや，ドイツに行くのが羨ましいのではないのです（まぁもちろんドイツには行ったことがないので，ちょこっと行きたいですが．．．＾＾；；；）
実は彼はナマコの研究をしていて，そのおかげで（？），あの「どうぶつ奇想天外！」にもちょこっとインタビューされ出演したことのある，「ナマコマニア」（←いるのか？）には超有名すぎる人です＾＾；；；．また，個性的な先生が揃う発達科学部で培養された「発達チルドレン」（←ワタシが名付けました！）の第一人者なのですが，さすがにいろいろと面白いアイデアを持っています．独断と偏見で大雑把にまとめると，自然科学系をベースに音楽表現系と発達心理系を兼ね備えた方なのです！今度のドイツ視察は，ナマコとリトミックの相乗効果？を調べるため（．．．と聞こえたんだけど，違っているかも．．）だとか．．．＾＾；；； うっく．．．
はい，ワタシが羨ましいのは「ナマコの研究という生き方」そのものです（*＾＾*）
そもそも，Ｉ さんと親しくお話するようになったのが，どういった経緯だったか忘れましたが，ＨＣセンター（ワタシの勤めているところ）のサテライト施設「のびやかスペースあーち」で，何度かパフォーマンス，たとえば「ナマコと踊ろう！」や，神戸市立須磨水族館のご協力のもと水族館の展示のコーディネートをしていただきました．
今年度も，Ｉ さんは，博士論文提出という超忙しい中，あーちに来る子どもたちのために，あるいは展示学実習をする発達科学部の学生らのために，コーディネートをしていただきます！（このたびも須磨水族館の方に大変お世話になります！）
開催は9月23日から27日（25日は休み）です．お見逃しなく！
ご参考に上でリンクしたあーちのホームページで「あーち通信9月号（pdfファイル）」をごらんください！ *情報をアップしようと思いつつ，のびのびになっている「畑を耕そう」のリポートイラストも掲載されています！（発達科学部図書館のＳさん！ありがとー☆）
