Intersecting Voice Cafe

サイエンスカフェを中心に,
ライフスタイル雑談ブログ
by hamarie_february

8/27コンピュータで科学するとは

2008-08-20 06:11:38 | サイカフェ神戸

急遽決まったサイエンスカフェ神戸のお知らせです。先日お伝えした日程より早い開催なのでお気をつけください。

テーマはコンピュータを用いた計算機シミュレーション。温暖化問題との絡みが大きくて、以前、こちらでも取り上げさせていただいた話題です。

シミュレーター(2007年11月21日)

モデリング&シミュレーション(2007年12月25日)←クリスマス...

ワタシ自身めちゃくちゃ興味ありなのですが、残念ながら参加できそうにありません。どなたか資料やレポートをアップしてくれると嬉しいです。

ここからコピペ

サイエンスカフェ神戸 (No.53)

      *******************************
       コンピュータで科学するとは?
      *******************************

サイエンスカフェは、科学者などの「専門家」と一般の「市民」が飲み物を
片手に気軽に科学などの話題について語り合う新しいコミュニケーションの
場です.

今回はコンピュータを用いた「計算機シミュレーション」の研究を中心に
お話を進めます。

2011年頃の稼動を目指して、現在神戸市のポートアイランド地区に次世代
スーパーコンピュータ(京速計算機/ペタフロップスマシン)の建設が
進められています。また、皆さんが日常的に用いているパソコンの性能も
日々向上し、それらをつなげることでかなり高度な計算も可能となって
きています。こうした高性能(ハイパフォーマンス)コンピュータを活用
することで、様々なタイプの模擬・仮想計算(シミュレーション)が試みら
れています。

計算機シミュレーションの扱う対象は広範で、素粒子や原子核、電子・原子
・分子のミクロな世界から、バイオやナノテク、流体やプラズマ、各種構造計
算・設計、さらには生態系や気候変動、宇宙現象といったマクロな世界まで、
今やサイエンス・テクノロジーのありとあらゆる分野をカバーし、実験・理論に
次ぐ「第三の手法」とも呼ばれています。

このコンピュータ・シミュレーションの最前線では今どのようなことが課題とさ
れているのでしょうか?

また、将来はどのような方向に進んでいくのでしょうか?

長らくコンピュータ・シミュレーションの第一線でご活躍されてきた
樋渡保秋さんをゲストにお招きし、具体例や今後の展望をご紹介いただきなが
ら、みなさまと語り合いたいと思います。


 ゲスト: 樋渡 保秋 さん(豊田理化学研究所、金沢大学名誉教授)

 日 時: 2008年8月27日(水)18時から20時

 場 所: cafe de 505
        (神戸市中央区加納町6-5-1 神戸市本庁舎1号館1F)
         (Tel: 078‐322‐2754)

 アクセス: JR「三ノ宮駅」よりフラワーロードを南へ。徒歩約5分

 参加費: 1000円( ケーキセットまたはサンドイッチセット代として)

     ※お申し込みの際に,どちらかお選びください

 定 員: 30名程度
        (先着順, 席に限りがありますので事前予約をお願いします)

 参加申し込み・お問い合わせ:

    神戸大学サイエンスショップ
     メール: 
scicafe@radix.h.kobe-u.ac.jp まで
     Tel・Fax: (078)803 7979

 主 催: サイエンスカフェ神戸 http://scicafe.h.kobe-u.ac.jp


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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
行ってみたいですが (yassan)
2008-08-21 09:30:00
このテーマは僕も非常に興味ありですねえ。

どこまで広範囲の分野(たとえばマーケティング)で、どこまで正確なシミュレーションが可能なのか。

でも、僕も27日は残念ながら別件があり行けません。

ぜひ、どなたかレポートをお願いします。
また、上記疑問にお応えいただけるとうれしいです。
社会的なことは (hamarie_february)
2008-08-21 10:26:02
さらに予測(シミュレーション)が困難なような気がしますね。

レポートに関しては、あまり期待しないで待ってください。簡単な報告はちょっと遅れてでも出てくるんですけど...
マーケティングのシミュレーション・データマイニング (K_Tachibana)
2008-08-21 20:59:36
マーケティングのシミュレーションは私も興味ありますが,例えば筑波大学のビジネス科学研究科のシミュレーションやっている先生などが適任でしょうね.あとは関大の矢田先生とか.

http://www2.ipcku.kansai-u.ac.jp/~yada/

ビジネスマーケティングを科学する内容のサイエンスカフェができれば,ぜひとも顔を出してみたい.
そうでしょうね (yassan)
2008-08-22 09:00:12
昔、どこかの大手広告代理店が、
「キャッチフレーズをコンピュータに考えさせる」
みたいな話を聞いたことを思い出しました。

この例などは、全文考えさせるのは無理でも
現在は、キーワード抽出なんかには実際使われることもありますよね。

そんな、人間の感性がからむもののシミュレーションがどこまで進んでいて、それがどこまで正確なのかということを「具体的に」知ってみたいですね。
人間の感性がからむもののシミュレーション (K_Tachibana)
2008-08-22 12:40:26
いまは形態素解析(たとえば奈良先端大の茶せんが有名らしい)の技術が進んでいるので,日本語テキストのデータマイニングもできるようです.しゃべった内容を文字おこししてデータマイニングしてみたり.

これに,最近流行のセマンティックウェブ技術を融合させれば,かなりおもしろいことができるように思います.

産総研あたりだと,このあたりの研究が進んでいるのかな.
流行は (hamarie_february)
2008-08-23 00:41:57
お二人のコメントにいろいろ考えました。あんまりまとまってないので一つだけ。

流行は作られるものだと、いまだに思っていたワタシでした。あらためて古い時代の感覚が抜けていないなぁと反省しきり。

ただ「半歩先」の微妙な匙加減の最終的な選択は、やはりクリエイティブ(人間)だと思いたいかも。

もちろん! (yassan)
2008-08-23 00:58:48
人間の感性が完全にシミュレーションされるなんてこと、


まだ無理でしょう。

少なくとも僕の周辺ではありません。


「まだ」と書きましたが、では「いつか」あるんでしょうかねと自問自答
感性のシミュレーション (hamarie_february)
2008-08-23 01:26:52
うーん。
K_Tachibanaさんに紹介いただいたHPによると、データマイニングという手法を使ってキーワードを発見したりシステム構築をしたりすることは、すでに出来るようですね。

ただ文字列解析や会話解析などが完璧に出来たとしても、それを「感性のシミュレーション」なのだと断じるには、ワタシ自身は躊躇してしまいます。

感性は、表出する文字や声、コトバや表情から、またステージの違うところにあるのではないでしょうか。

単純に「これこれを売りたい」という話なら、まぁそのうち簡単に出来ちゃうかもしれませんが。
感性のシミュレーションの「できる」「できない」 (K_Tachibana)
2008-08-23 06:17:02
昨日のサイエンスカフェで,神戸の理研CDBの研究者である高橋政代さんと話をしてきました.

網膜の再生医療は「できるようになってきた」と言っても,飛行機の歴史に例えると,まだライト兄弟が飛行機の原型をつくって空に飛び立てるようになった段階.

感性のシミュレーションも,むりやりロードマップを描くとすれば網膜の再生医療に近いのかも.まったく,勘と経験でやってきたことが少し技術の力を援用して,仕掛かり「かけて」きたということではないかな.

このあたり,脳科学との融合の話も絡むかも.コトバや表情っていっても,表現型には現れていなくても,もっと下位のレベルで感性の変化はある訳で.

おそらく,先は相当長いのでは?
脳科学との融合 (hamarie_february)
2008-08-23 11:07:49
私も脳研究がキーポイントだろうなと思ってます。

K_Tachibanaさんがご紹介されていたblogで書かれてありましたが、

「むしろ芸術家は関心を抱いたモノやコトの中に眠っているグチャグチャした複雑なものをシンプルにほどいてそれを人が感じやすいものとして表すようにする」

だとすると、「グチャグチャした複雑なものをシンプルにほどく」ことは機械に出来るだろうと思いますが、それを噛み砕き、他者に訴えかけるレベルの「表現」とするのは、やはり、まだまだ先。下位か上位かは別にして、ステージが違うのだろうと思います。

一方で経験や知識が重要となるマーケティング分野への侵出については、けっこう早いかも(もうすでに?)ですね。

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