残る市場はこども

日本全国民ほとんどの人が持っている携帯電話。

先ごろまでツーカーやそのツーカーを吸収したａｕから高齢者向けの簡単携帯のＣＭが頻繁に流されていて、実際契約数もそこそこらしいですね。
ほとんどの成人(高齢者も)、高校生、最近は中学生でも必修アイテムとなりつつあり、市場はほぼ飽和状態。あとは携帯電話各社で客の奪い合いか、幼児向けしか契約数を増やすにはターゲットが残っていないようですね。いつかはこんな日が訪れるとは思っていましたが、意外と早く来てしまったようです。

で、今回ドコモがついに幼児向け携帯の開発を発表しました。その名も「キッズケータイ SA800i」。FOMAのようです。
これまでにも幼児向けに流用できる携帯はありましたが、今回ドコモから発表されたものは完全に小学生をターゲットとしたもので、発売は来年３月ごろになるようですが、正直自分も子どもに持たせようか、少々思ったりもしています。
問題は値段かな？現時点では端末の値段に関する情報はありませんが、できるだけ安い値段で発売してくれると親としては大変助かるんですけどね。ドコモさんよろしくお願いしますね。

詳細な機能はドコモのホームページをご覧いただきたいところですが、最近の幼児誘拐や殺人など、物騒な事件に対応できるよう細かな機能がいくつか盛り込まれているようです。
例えば、
・100dBの防犯ブザー
・防犯ブザーに連動し、通話発信(登録先)、位置通知(要imadoco?契約)
・電源を落としても位置情報発信
・電池は特殊な工具を使わないとはずせない
など等。

最近小川町内でもいろいろと不審者の話が聞かれますが、我が家の子どもが通う小学校の先生が言うには「小川は不審者が異常に多い」そうです。学校からのお知らせにも頻繁に不審者情報が掲載されていたりします。女の子だけじゃなく、男の子もターゲットとされるケースもあるようですので、「うちはヤローだから、心配ないよね」といったようなことは当てはまらないようです。
子どもたちにも十分注意させなければなりませんが、大人たちも目を光らせ、そういった人たちが行動を起こせないような環境作りを心がけていかなければなりませんね。