常陸小川(ひたちおがわ)駅
■位置
新治郡玉里村田木谷(現小美玉市田木谷)
四箇村駅 -- 2.0km -- 常陸小川 駅 -- 0.7km -- 小川高校下駅
片面ホーム(下り)、島式ホーム(上り)、交換設備有り、有人駅
■開設
■名所、施設案内
玉里村役場(現小美玉市玉里支所)、小川町役場(現小美玉市小川支所)
ショッピングセンター「ASTA」(セイミヤ)
カスミ(現在は隣に建設されたピアシティ小川内にフードスクエア小川店として移転)
おかめ納豆(タカノフーズ)霞ヶ浦工場(現在はありません)
■コメント及び当時の写真
通称「小川駅」は私が住む小川町の隣、玉里村に位置し、正確には「常陸小川駅」といいます。なぜ、この駅が、玉里村に位置してしまったかというと、その当時、小川町は水運がメインであったため(小川町を流れる園部川~霞ヶ浦~利根川~江戸、の航路の出発地点でした)、鉄道の開通により、水運が寂れてしまうのを恐れた関係者の圧力により、そうなってしまったらしいです。(小学校の社会科でそう教わりました。)
この駅は片面ホーム(下り)と島式ホーム(主に上り)の2つの他に、現在は使われているのかどうか定かではありませんが、貨車用のホームがあります。
尚、常陸小川駅は鹿島鉄道の中で、数少ない駅員が常駐する駅となっています。
常陸小川駅を正面から撮影しました。
逆光になってしまい、ちょっとぼけた写真になってしまいました。
1998/10/31撮影
下りのホームから上りのホームを撮影。
このホームの先は”田んぼ”、”田んぼ”・・・・・
と、何処までも田んぼが続くのどかな田園風景になっています。
これもまた逆光のため、ぼけ気味です。
もっと性能のいいデジカメがほしい。
1998/10/31撮影
駅に下りの気動車(鉾田行き)が入ってきたところです。
1両編成のワンマンカー(バスみたい)でした。
1998/10/31撮影
すごい機関車を発見!
ちょっと写真では確認しづらいのですが、
かなり古い機関車が貨物用ホームの方に停車していました。
私の見立てでは50才ぐらいといったところでしょうか?
この機関車が現役かどうかは確認できませんでしたが、
もし現役だとしたら、
この機関車が航空自衛隊百里基地の航空燃料を輸送していると思われます。
最新鋭の戦闘機を陰で支えているのがこんなおじいちゃんであるのかと考えると、
何ともほほえましいですね!
1998/11/14撮影
この機関車やっぱり廃車になったものらしいです。
形式はDD901形だそうです。
今時珍しい、厚手の切符です。
常陸小川駅-桃浦駅(3.6km)で200円でした。
あなたは高いと思いますか!安いと思いますか!
1998/10/31撮影
常陸小川駅の駅前通りです。
けして商店街なるものは存在しません。
1998/11/14撮影
今は使われなくなった駅売店です。
確か私の小学生の頃は営業しており、
よく車掌さんセットを買ってもらった記憶があります。
営業をやめてから既に20年以上たっているのではないのでしょうか。
1998/11/14撮影
■現在
現在の常陸小川駅は駅舎もホームも線路もすべて取り壊され、昔の面影を残すのはロータリーの舗装だけです。
現在はバス待合所が立てられ、バスの折り返し所となってます。
1台は水戸行き。
もう一台は回送となっているバスが
計2台止まってました。
バスの裏側には運転手用のトイレも設置されてます。
2011/8/28撮影
かつてはこのあたりに上で紹介した
DD901形機関車が止まってました。
2011/8/28撮影
このあたりにかつて駅舎がありました。
いまはバスの待合所があるのみです。
2011/8/28撮影
※「現在」以外の進行形の文書はすべて過去形です。