はるのほっぺ

備忘録です。仕事柄、政治の話題が中心です。

首相になっても靖国参拝する「麻生太郎」

2006年08月05日 | 政治

 <麻生外相が解決私案 まずは「宗教法人」解散を>という記事が毎日新聞に掲載されました。
まずは私案の抜粋を以下に記します。
(1)靖国神社は東京都が認可した宗教法人格を自主的に返上し、「財団法人」などに移行する
(2)A級戦犯分祀問題は移行後に議論する


正式には8日に自身が発表すると思いますが、内容のポイントはこれまで伝えられてきた様に靖国神社の宗教法人格の返上にあります。
 靖国神社からの自主的な返上を進めてもらいたい考えの底に、中国や韓国からの非難の的にならずに参拝できるようにしたい気持ちがあるのでしょう。
しかし、私案を実現させるにはやはり政治が宗教に介入する構図が生まれてしまいます。A級戦犯の分祀がその先にある限り、神道としては飲めない事態に変わりがありません。
あくまでも総裁選出馬表明のための提言で終わりになるでしょう。
 それよりももう少し有効にマスコミを叩けるチャンスが巡ってきました。
これまで「個人の利益よりは国益が優先する」という微妙な政治的発言しかしなかったせいで、昨日の新聞各社には「靖国神社参拝自粛」と意図的な報道さえされてしまいました。
これには麻生太郎から遺憾の意が表明されていました。
 麻生太郎のHPには<事実に反する記事>としてコメントがあります。
<引用始め>
さて、既にご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、本日の東京新聞朝刊に「麻生氏、参拝せぬ意向」、読売新聞夕刊に「麻生氏は参拝自粛」という記事が、また時事通信でも「首相就任時、靖国参拝せず」といった配信記事がありました。
昨日は、日本テレビのニュース専門番組でも同じような趣旨のニュースがありました。これらは事実に反するものです。各社に対しては当方の事務所より、抗議し、その訂正を申し入れました。事実に基づかない、このような記事が掲載されたことは、大変遺憾に思っています。

<引用終わり>


 遺憾の意だけで済ませられる問題ではないでしょう。どうした靖国神社に参拝することができるかを考えてきた麻生太郎とその仲間たちはマスコミの誤報には怒っていいでしょう。
ここは毅然とした態度を貫いてもらいたいものです。
 マスコミとしては参拝するVS参拝しないという構図を、安倍VS非安倍としたかったからなのでしょう。いつものマスコミの悪い癖です。
 これまでの麻生太郎の言動、そして応援団の議員の方の話を聞いている私としては、首相になったときに「参拝する」ためにどうするべきなのかを終始もっていたと思います。
 難しい論争よりも、小泉純一郎首相が8月15日に参拝し、心の問題、すなわち日本国の宰相としては当たり前のことになればいいのですが。結局は小泉頼みになってしまいますね。

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2 コメント

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Unknown (醒醒着)
2006-08-07 09:30:21
初めて書き込みをさせていただきます。

エントリーで述べられている件ですが、

なんというか、もうマスコミも      見境なしですね。

富田メモの「発見」からこっち、一日二日で捏造・歪曲がバレても、8/15参拝阻止に わずかでも繋がるのならば

なんでもござれといった感があります。

ここまで誤報・虚報を続けるのは自殺行為 以外の何物でも無いと思うのですが・・・

この常軌を逸した一連の報道攻勢には、 単なる政治的主義主張を越えた後ろ盾の存在を感じずにはいられないわけで、

ほんと嫌な感じです。

Unknown (はる)
2006-08-07 10:10:27
>醒醒着さま

コメントありがとうございます。

まさに誤報・虚報ですね。猛省を促したいところですが、今回の件でマスコミの姿勢が直る訳でもありません。

麻生太郎がどんな動きを見せるか注目しています。