小沢一郎が民主党代表に就任して一ヶ月。マスコミでの特集記事や報道が結構続いています。イメージが変わったというヨイショばかりですが、実際のところはどうなのでしょうか。
5月8日の読売新聞に、小沢代表の国会への出席状況が記載されていました。
◇小沢氏の会議・会合への出席状況
【衆院本会議】
4月11日 ○
13日 ×
14日 ×
18日 ×
20日 ×
25日 ×
28日 ×
（○＝出席（途中退席含む） ×＝欠席）
新進党時代には「国会議員は、議会のために親の葬式にも出られないという覚悟を持たなければならない」と言っていたとかいないとか。
しかしこの出席状況を見たら、首を傾げるしかありません。
こうした衆院本会議の欠席についての報道を受けて、小沢一郎が何とも変な記者会見をしてしまいました。
その内容は「病気だから勘弁して」というもの。
読売新聞【食事後すぐ仕事できぬ…小沢代表、本会議欠席で釈明】よりコメントを抜粋してみます。
「十数年前に心臓疾患で入院後、食事後すぐ仕事にかからないよう医者から忠告を受け、守り続けている。理解してほしい」
「（公務の）朝食、昼食会は断っている。重要なものはスケジュールをずらして出席しているが、（午後１時開会の衆院本会議など）昼食時間にぶつかったものは欠席している」
もちろん自民党からは
「本会議に出席できないのでは、政治家の職責を果たせない。首相になったら、外交上の昼食会をどうするのか」と批判の声があがっています。
よく考えてみると、前原前代表が面会を求めたときには、魚釣りに行っていて連絡が取れないということもありました。魚釣りは大丈夫なようです。
それにしても、食後すぐに仕事が出来ないとはよく言えたものです。
多くの勤労者が、昼休みをキチンと取らずに仕事しているを知らないのでしょう。何せ国会議員生活しか知らない人物ですから。
一点気になるのが、今回の本会議の欠席常習犯の小沢一郎のメディアの対応。随分、やさしいですよね。
先日、政党支持率で民主党が自民党を上回ったときも、民主党を持ち上げる内容の報道ばかりが目に付きました。
政治をワイドショー化したいメディアとしては、今は小沢擁護という状況です。変わろうが変わるまいが、面白ければいいといったところでしょう。
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小泉前首相の国会出席について調べていて、おたくのブログにたどり着きました。
小沢さんについては同意見です。
彼は総理大臣の器ではないですね。良く言って策士、でも策士策に溺れるとも言いますね。
金丸さんとのドロドロした関わり、自民党幹事長の先輩議員、たとえば宮沢さんたちへの礼を失した接遇などを考えると、今問題になってる十億を越えるといわれる事務所費問題は起こるべくして起こったとしか言えないようです。
小泉さん、国会に出席しているんでしょうね。
それとも、「あっかんべー」と隠居気分で余生を送るつもりなのでしょうか。
コメントありがとうございます。
聞くところによれば、小泉前首相は本会議には出席していたそうです。
予算委員会の委員ではないので、時間の拘束はなさそうです。今頃は何をしているのでしょうか。