Heart and heart

ありきたりになりがちな毎日をオンリーワンな一日に

スタンリーのお弁当箱

2013-11-29 23:14:19 | 映画

      演技経験のない子供達を
      ワークショップという名目で
      撮影と知らせずに1年半かけて撮った異色のインド映画

      派手さは無いのですが、子供たちの表情が
      かわい過ぎて見ているだけで癒されます
      小麦色の肌に、きらきらした瞳が皆、印象的です

      クラスの人気者スタンリーはいつも
      みんなを笑わせているのですが
      お弁当の時間だけは、友達の輪の中を抜けて
      ひとり、水道の水を飲んでは空腹を紛らわせている毎日-----



      お弁当を持ってくる子供達も
      お弁当の中身はそれぞれで、
      それがインドの貧困格差を表しているようです


      でもお腹がすいたら、お母さんが作ってくれた
       お弁当は誰もが楽しみに違いありません。。。
      そしてみんなでお弁当を囲んで食べるのが何より楽しいのです



      スタンリーがお弁当を持って来られない理由は
       後半 明らかになるのですが
       映画のラストのテロップに
       インドの就労児童1200万人(家業を含むと5000万人)という数字が流れます
      映画はこの貧困と児童就労問題を
       提示しているのです。


      しかし、学校では裕福な子もそうでない子も
      みんな、無邪気で一緒です。
       お弁当を持って来られないスタンリーのためにみんなが少しづつ
       お弁当を分けてあげるのですが、
      観ているだけでこちらのお腹も空いてきます


       おいしいご飯は人を笑顔にします。。。
   
       子どもたちの無垢な姿におとなが癒され
       自分も子供の頃につくってもらったお弁当を
       思い出すに違いありません。
       自分の大好物が入っていれば嬉しくなるし
       友達に美味しそうだと言われれば、自慢げになります。。。

       お弁当を持って学校に行く。。。こんな当たり前の事
       ができない子供たちがたくさんいる事を
       覚えておかなくてはなりません。。。



       余談ですが、スタンリーが通う学校の先生   
       美人でやさしいロージー先生の
       フィアンセ役の男優さんが、カッコ良すぎてびっくりしてしまいました

       一瞬、ストーリーが飛んでしまいそうになったくらいです(笑)
       少ししか、映画には出てこないのですが、
       あまりにカッコ良すぎると思ったので
       画像を探してしまいました-----おなじことを感じていた方は多かったようです(笑)

       非常に余談でした----




      
      

      

      

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