いのエう’s blog

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SWIC 2005

2005-04-12 00:27:05 | インラインスケート
 初の海外遠征。韓国ソウルで開催される"SWIC 2005"に参加してきました。
 自分の競技は20km。前日にイムさんのお父さんのタクシーでコースを下見。緩やかだがアップダウンが多い。上り坂が苦手なので、悪い結果になりそうな予想をしたが、いまさらジタバタしてもしょうがない。合宿で得た体重移動で、あわてずに滑っていこうと考えました。それにしても雨が続く。大会当日のテレビの天気予報は雨のち晴れ曇り(?)。
 大会当日、ホテルのロビーに朝の5:00集合。4時に起き、ベランダに出てみる。ザーッと心配していた通り、どしゃ降りの雨。今日は20km中止かなあ、とガックリ。雨でも42kmは決行するみたいなので、ogawaさんとbakaちゃんの応援のためにロビーに行った。既にちえ蔵さんがいて、スケートを背負っている。彼女も20km参加なのだが、きっと何かがあるかもとのことで中止かもしれないが持って来たとのこと。まだ中止と決まったわけではないし、前日に雨が降りはじめたということは、雨が止んで開催されるかもしれない。そう思って、部屋に戻り、荷物を取りに行った。
 会場までタクシーで行ったが、運転手が飛ばす飛ばす。ちょっと怖かったが5時半過ぎには会場に到着した。まだ各ブース設営中で競技者はほとんど見かけない。ogawaさんとbakaちゃんは、雨の当たらないところでストレッチ開始。雨が止まないかなあと少し待っていると、雨が弱まってくる。みんなの願いが天に通じたようだ。イムさんがエントリーのところに行って帰ってくると、開催委員から20kmも当然開催されるとのこと。「やったぁ!」落ち込んでいた気分が一気に高揚。スケートを持ってきていない人はホテルへ取りに帰り、持ってきている人はストレッチを開始した。
 スタート直前、雨は既に止んでいるが、路面はまだ濡れている。
 42kmが先にスタート。世界のトップを間近で見れる。嬉しい。パレードが終わり。花火と同時にスタート。あっという間に去っていく。去っていった後、20kmのスタートまであまり時間がないので急いで戻って準備。しかし、既に競技者たちはスタートラインに集まっている。スタートラインにつくが、後ろの方からスタートとなった。
 スタート後、ロッテビルのところ(2.4km地点)までは、シティランペースの超スローペース。抜かしたくても道いっぱいに競技者がいるので抜かせない。2.4kmのところで右折ラインで4車線から1車線になり狭くなるため、ちょっと渋滞ぎみ。でもその後、道幅が広くなりようやくスピードが出せる。でも路面が濡れており、力を入れると横滑りする。やはり体重移動が重要なようだ。始めの立体交差でりゅうパパさんに追いつくが予想通り上りで離される。でもまだ序盤。あせって体力消費は避けようと思った。
 その後、いくつかパックや人の後ろにつくが、足をバタバタさせて、自分と合わない人が多い。案の定、足をバタバタさせている人たちは、体力が消耗してスピードダウンしている。そんなことを繰り返しているうちに、後ろからクラクションが。何だろう?途中、転倒者が何人かいたが運んでいるのだろうか?でも、すぐに分かった。42kmの女子がすごいスピードで抜いていく。世界トップクラスは違う。20~30人のパックがあっという間に過ぎ去っていく。その後、相変わらず合うパックが無い。ゴール付近の最後の上り坂で白人さんに抜かされる。ついていけるかもしれないと思って、下り坂でペースを上げ追いつく。最後の最後でようやく自分と合う人がいた。でもすぐに最後のコーナーが見えてくる。ラストスパート。結局抜かせなかった。
 不完全燃焼だが、45'30"。目標の45分は十分達成できたので満足。体重移動で滑れたので、体力的にもまだ余裕だった。


感想
 やはり世界の大会は違う。お祭りである。感じ的には松戸の記録会を大規模にした感じである。話に聞くと日本の長良川カップを大規模にした感じらしい。日本で有名な渡良瀬の大会もお祭り的にした方が楽しいだろうなあと思った。
 レースに出てみて感じたことは、ロードなのに競技者がたくさんいるため、独りぼっちにならない。そのため、最後までモチベーションを維持できて良かった。
 最後に20kmは本当にイベントで速い人から遅い人まで楽しめる大会だった。日本の人たちもどんどん参加して体験して欲しいと思った。


反省点
スタートは前に行くべし!遅いだろうが、路面が濡れていようが関係ない。
・上り坂でのレベルアップが必要。(外側のクルブシが痛くなってる)


写真
http://f42.aaa.livedoor.jp/~hagbs/SWIC2005/