万聖節の前夜も近いので、少し不思議なお話が聞きたくなった。
語り手は、Iと呼ばれた彼女。
Iは、柘榴石の人で、柘榴は人の血肉を表すこともある果実のこと。
その実の名を持つ石の、虹色に輝くものがレインボーガーネット。
彼女は、薄暮の祈り という名の吸血鬼の元へ嫁いだ人だった。
その人の話を聞きたいと思う。
吸血鬼 - Vespertine -
吸血鬼 - Vespertine ・ 2 -
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柘榴石 / ガーネットの名は、ラテン語の”granum”(種子、殻粒)"granatum"(多くの種子をもったもの=柘榴)から。
原石は12面体や24面体、色はブルーを除いたほとんどの色があります。
ガーネット結晶の表層部が熱水による融食作用を繰り返し受けたために薄膜構造となり、虹色の干渉光を示すことからレインボーガーネットと名づけられたものです。
パワーストーンとして / レインボーガーネット : 目的への的確な示し、活力、エネルギー不足の解消、権力、優雅、勝利