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常任理事国って何?

2012年02月06日 | Weblog
国連安全保障委員会は4日、シリアのアサド政権に「反体制派弾圧の停止」を求める決議案

を採択した。結果、ロシアと中国が「拒否権」を発動して否決された。

一日に、名百人と殺されているのに、この国際機関は、たった2国のために何もできないでいる。

まったく馬鹿げた話である。

いったい、この常任理事国とは、いつから始まり、いつになったら変わるのか?

米国、英国、ロシア、中国、フランスの5か国である。この5国のみに「拒否権」なるものが与えられている。

このうちの、1か国が反対すれば決議は否決されるのである。

第二次大戦から、すでに67年経過しても、なお常任理事国が変わらないというのは

まさに国連そのものが形骸化している。むしろ異常である。

国際連合そのものが、何の権威も無くなっている。何故、こんなバカのことがいまだに続いているのか?

理解しがたい。

「非常任理事国」(この言い方もおかしい)と同じように、

公平に投票を行い選任されるべきであり、また、当然に任期があってしかるべきものである。

現在の常任理事国は、自国の利益のみしか考えておらず、こんなことが続くなら

国連そのものがまったく価値を持たない会合でしかない。


結局、大国の利益のみが優先される世界でしかない。

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