馬の学校便り by専修学校 優駿学園

日本で唯一の馬の専修学校 優駿学園の
ニュースです。

トレーニングセール見学

2009-05-12 | 学校の様子

5月11日
札幌競馬場で開催されたトレーニングセールの見学へ行って来ました

 

当日は少し肌寒く、みんなしっかりと上着を着込んでの見学です
まずは引率してくれた先生から、どんなセリなのか、毎年どれくらいの価格で
取り引きされているのか等について説明していただきました

 

このセリは2歳の馬を実際にコースで走らせて、2ハロン(約400m)のタイムを計測し、実際の購入の参考にしてもらいながら取り引きしていくというもので、
公開調教で騎乗するのは各育成牧場のスタッフの方々です。

 

その中に本校の1期生で現在浦河町にある
山口ステーブル」でスタッフとして働いている香西君の姿も
しっかりと公開調教で馬を走らせていました



公開調教をスタンドで見学した後昼食を取り、
バックスペースの見学にもいきました。

 

普段の競馬開催期間中は入ることが出来ないスペースだけに
見ている学生の目も真剣そのもの。
公開調教が終わり、セリが始まるまでの間に多くの購買者が興味を持った馬の
見学にバックスペースを訪れます。
当然周囲には緊張した空気が流れます。
その中、学生は牧場スタッフがどのように手入れをし、馬を見せているのかを
しっかりと見学させていただきました。

 

厩舎だけではなく、パレードリンクで馬を引いている様子や
実際に競馬で使われているのと同じサイズのゲートを間近で見ることも
出来ました。

 

先ほど紹介した「山口ステーブル」の厩舎を訪ねて、香西君に話を聞くことも出来ました。
牧場での仕事の様子や、やりがい、大変なことなど、いろんな話を聞かせてくれ、
最近うれしかったこととして
「NHKマイルカップ」で優勝した「ジョーカプチーノ号」の調教をこのずっと担当できたこととうれしそうに話してくれました

 

その後はセリの様子も間近で見学し、いろんな馬主さんや調教師さんの姿を見つけながら、セリの緊張感を肌で感じ取っていたようです。



最後までゆっくりとセリの様子を見ることは出来ませんでしたが、
セリの結果は学校に戻ってから確認し、自分が公開調教を見た馬がどれくらいの
価格で売買されていたのかしっかりとチェック出来ました。



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2 コメント

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Unknown (Prosthetist and Orthotist)
2009-05-23 17:25:21
 元一期生(中退ですが)で、今は医療関係職のものです。
 同期の彼らの活躍もちらほら聞いていますその度に嬉しく思います

 あの頃は良い思い出ばかりではありませんでしたが、とても楽しい日々でした
 名ふるや学校厩舎に当時の馬達が何頭いるかわかりませんが、また会いに行きたいと思います
 
 あと・・今度ウチの会社の馬もダービーに出るので応援してください
 


 
こんにちは (優駿学園)
2009-05-25 12:18:42
コメントありがとうございます。
1期生の卒業生は個々に頑張っているようです。
ここで取り上げた香西君をはじめ、JRA厩務員として頑張っている方もいますし、各牧場に就職した人もがんばっていますよ。
学校の馬たちは…
きっと知っている馬たちもまだまだ学生たちと一緒に頑張ってくれています。
ぜひ、遊びに来てくださいね。

ダービーも楽しみですね

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