譲渡の決まった黒銀
だが
（厳密には決定では
なくトライヤル。。。）
少しは外の世界も
見学させるべく
初めての散歩へ。
尤も
放棄される以前に
散々下界の空気には
晒されて居たのかも
知れない。
折角治まって居た
極度の震えが
再燃。
痙攣に繋がらないか
少しハラハラする。
散歩と言うには
余りにも情けない
モノだったが。
それでも
外の世界を
見る事は意義が
有る様に感じる。
社交場へ向かう
道端で降りてみる。
もう何処をどう
歩いたのか記憶が薄れた。
をいつもの様に
探索する。
勿論社交場へは
行かず。
本当にどの様に歩いて
ここまで来たのか。。。
通り、画像左が
てっちゃんの家。
因みに散歩時間は
14:55～16:30
までになった。
神社へ辿り着く。
この日だけでも
10頭は居たか。。。
滅多に来ない
神社下の通りに在る
小さな公園。
ゆきとは昔
良く来たが。。。
木々が多く茂り
夏は涼しかった。
年配の方がポメちゃん
を抱っこし乍ら
公園で立ち止まり
色々と話し掛けて来る。
恐らく初めて
お会いした方
だろう。
頻りにゆきを
大きい大きいと
言う。
恐らく黒銀が
ゆきの大きさを
引き立てて
居るのかも
知れない。
知った散歩仲間には
何と無く
会いたくはなかった。
黒銀の事を
聞かれるのは
目に見えて居る。
話す事は構わないが
頭の弱い飼主は
上手くまとめた上
話せない
であろう為に
相当長く
なってしまうだろう。
その間、ゆきと黒銀
の事を見て居られない。
ゆきだけなら
いつもの様に
彼女を見つつ
話に花を
咲かせられるも
２頭の行動や表情を
極力落ち度無く見、
相手と話す事は
不器用な自分には
出来そうもない。
話が疎かに
なっては失礼だ。
なるべく４本脚仲間達
の居ない15時近く
に出たが、
結局16時半に
なり少し慌てる。
途中、恐らく初めて見る
ガゥガゥコーギー
と擦れ違うも
黒銀は
ストローラーの中から
驚いた様に
目で追って居た。
この子は
ゆき以外の４本脚と
会った事が
無いのか？
。。。いや、
入院中に
どう隔離されたと
しても
会う事は有るだろう。
むしろ接した事が無い？
一体何処から
来たのだか。
永遠の謎だ。