ハネナシアメンボ 2008-05-30 00:01:50 | 水生半翅 2008年4月下旬、県北の溜め池で撮影。 ヒシが繁茂しているというわけでもない(時期が早かった?) 山麓の溜め池の池尻の植生をガサガサしていて採集。
ミゾナシミズムシ 2008-05-25 11:05:08 | 水生半翅 2008年3月、県北の溜め池で2個体採集し、撮影。 「コミズムシの仲間が採れた」と思ったが、 何だか雰囲気が違う。全体的に華奢な感じ。 魚部室に戻り、『日本産水生昆虫』で調べてみると、 どうも「ミゾナシミズムシ」のようだ。 全国的にも個体数の多い種ではないようだし、 また福岡県でもある池での記録しかないようでもある。 (その池は今ではどうにもならない感じになってる) 彼らは頻繁に移動しているみたいなので、生息数がどれくらい というのは把握しづらいのかもしれない。 しかしながら、このエリアには生息が確認されたというのは 福岡県の水生昆虫相の現状をつかむ上で貴重な成果だった。
ガムシ 2008-05-19 22:52:36 | ガムシ 2008年4月下旬、県内の溜め池で撮影。 最大の水生甲虫、ガムシ。 これだけの数のガムシが集まると、ものすごい。 何がって、その蠢く音が。 しかし、残念なことにガムシをこれほど一度に見られる 場所は、福岡県にほとんど存在しないのが現状。 きっと昔は、どこだってこんな状況だったと想像されるけれど。 コガタガムシが混じってやしないかと、 いつもの確認作業をした後、もとの池に戻した。
ハイイロゲンゴロウ 2008-05-18 22:40:28 | ゲンゴロウ 2008年4月末、県北の溜め池で撮影。 幼い頃、学校や市民プールにも飛んできていて、 ゲンゴロウと言えばこれだった。 それが今では、ナミゲンがいないことを知り、 またミリ単位のゲンゴロウを探し・・ 特に虫好きという自己への認識はないのだが、 変われば変わるもんだ。
コシマゲンゴロウ 2008-05-16 23:47:11 | ゲンゴロウ 2008年4月末、県北の溜め池で撮影。 福岡県では郊外の溜め池で見ることができるゲンゴロウ。 一見地味だけど、よく見ると縞模様がきれい。 コシマは、写真を撮りやすい気がする。
オオマルケシゲンゴロウ 2008-05-14 22:00:02 | ゲンゴロウ 2008年5月上旬、県内の溜め池で撮影。 初めて見たのは2年前。 あまりの巨大さに、デッケェー!と叫んだのは鮮明な記憶。 飼育していると、水の汚れに強いのか、長生きをする。 コマルケシにも言えるけれど、さらに頑丈な印象。 右のピンぼけなのが、オオマルケシ。 で、左のがマルケシ。 オオマルケシの巨大さに感動。
マルケシゲンゴロウ 2008-05-11 11:16:04 | ゲンゴロウ 県内の溜め池、5月上旬に採集・撮影。 魚部ではマルケシゲンゴロウを2ヶ所の溜め池で確認している。 しかしながら、もう1ヶ所は大規模な開発工事計画にかかっており、 今後の生息状況は不透明。 こちらはまだ生息環境も安定している。
マルヒラタガムシ 2008-05-07 23:38:14 | ガムシ 2008年5月上旬、県北の溜め池で採集し、撮影。 3月下旬に別の池で2個体を採集して以来、2ヶ所目で3個体目。 野村周平氏(福岡の水生昆虫に関する追記、1995)では、 「最近、九州北部ではまったく記録がないようである・・」とある。 県内のこの地域では、生き残っていたようである。 暖かくなって網に入った水昆たちの動きが、格段にスピードアップ。 本種も3月に採集したときは鈍く、そんな動きの水昆かと思ったが、 今回は全く違って、まあスタスタと素早く歩くこと!
ナガマルチビゲンゴロウ(?) 2008-05-06 21:01:31 | ゲンゴロウ 2008年4月、県北の溜め池で採集、撮影。 最近の調査で、県内のあちこちにホソマルチビがいることをつかんだ。 よく見ると、中には体の幅がいささかスリムなのがいる場合がある ことを感じたりした。 “これって、ナガマルチビじゃねぇ?” 部員たちとそんな話をしているところ。 しかしま、ホントのところは交尾器の形状とかで同定せんならん のだろうけれどね。 とはいえ、 このわずか2㎜弱のサイズのレベルで、体つきがどうなのかを 感じられるかどうかは、感覚の問題として非常に重要だと ギョブでは思い込んでいる次第。
ヒメイトアメンボ 2008-05-05 09:27:50 | 水生半翅 2008年3月下旬、県北のため池で撮影。 県内に一般的に生息するのは、この「ヒメイトアメンボ」と 「オキナワイトアメンボ」。 開けた明るい場所には「ヒメイトアメ」、 池際の木陰や草陰の薄暗い場所には「オキナワイトアメ」と すみ分けているようだ。