ナホム選手 世界陸上を終えて

ナホム・メスフィン選手（エチオピア）の世界陸上が終わりました。
結果は、男子３０００ｍ障害で
・予選２組（２９日）　４着　８分１２秒０４（自己新記録）
・決勝（１日）　　　１１着　８分２５秒３９

振り返ってみるとシーズン序盤は冬場に痛めた足のけがの回復遅れにより、十分な練習が積めていません
でしたが５月の上海ＤＬでまずまずの走り。
その後国内で十分なトレーニングを積み臨んだ７月下旬フィンランドのレースでＡ標準記録を突破し、
代表入り。
今回の世陸ではまず決勝進出、そして予選、決勝いずれかのレースで自己新記録、更にあわよくば
下位入賞をという３段階の目標を設定していました。
惜しくも入賞には届きませんでしたが、決勝進出者の持ちタイム順では１５名中１０番だった事を
考えるとまずまず最後まで力を出し切るレースが出来たのではと思います。
いずれにせよ今後は世界のメジャー大会で常に上位争いが出来る力を着けて行かなくてはなりません。
秋以降はロードレースやクロカンレースをこなしながら走力アップを図り、来年のトラックシーズンに
備える形となります。

彼のお蔭でこの数ヶ月間、私もマネージャーとして色々な所へ出向き貴重な経験を積む事が出来ました。
マネージャーやコーチの仕事も本当に選手あっての事だとつくづく感じた数カ月間でした。
この経験を今後もＳＴＣＩ・グローバルサポート・プロジェクトのクライアントとなる一人でも多くの
アスリートのために役立てていければと思います。

↓２９日の予選前、ウォーミングアップ前のナホム選手


↓冷静な走りで予選を通過したナホム選手（前から２番目）


↓予選通過後、ご機嫌のナホム選手