ひさしぶりの札幌・・・徹夜のままなんとか羽田にたどり着いたが、千歳空港行きは「搭乗手続中断中」・・・余裕を見て早い便にしておいてよかった・・・金曜日の夜(土曜日の朝にかけて)の重苦しい会議のせいでなんだか昼夜逆転・・・土曜日は無理やり散歩したり、日曜日は仕事場に出かけたりしたが戻らず・・・W杯の不甲斐ない試合のせいもあって眠れない・・・結局朝まで山岸涼子『日出処の天子』を読んでしまった・・・最後の七巻を持って羽田にすべり込み
機内で背広を着てマンガを読んでるのもどうかと、梅原猛『飛鳥とは何か』を開くが、小墾田宮(おはりだのみや)の場所の検証が延々続き撃沈・・・約20分程度の遅れで千歳空港に到着するまで爆睡してしまった・・・小墾田宮は聖徳太子が日本で律令制や都城制の先駆をなしたともいえ、とっても大事なのはわかるのだが・・・寝起きの千歳空港は激しい頭痛・・・快速エアポートでは『日出処の天子』に没入(あぁなんて太子はかわいそうなのか・・・毛人のバカ)・・・
とりあえず札幌駅のスタバにたどりついて一服しながら読了・・・こんなアッサリ終わったかな?と思いつつ、後日談ともいえそうな『馬屋古女王』にゾォォォ・・・まぁ、あの時代は近親婚がやたら多いから、おかしなのがいろいろ産まれたのだろうな・・・けど、紙一重でとんでもない超能力も・・・どんどんひどくなる頭痛に耐えかねて、薬局で葛根湯を購入・・・昼飯は駅ビルの中の回転寿司「根室花まる」へ・・・しかしいつも長蛇の行列だぁ・・・
アサリのみそ汁が、なんだか全身に染み渡るぅぅ・・・葛根湯を飲む前に頭痛が消えてるから不思議・・・緑が新鮮な北海道大学のキャンパスを歩く頃には気分スッキリ・・・今回の札幌は、某IT系コンソーシアムの総会に出るため・・・なんと議長を頼まれたのだな・・・トホホ・・・このコンソーシアムはもう20年近く続いていて、富士通、日立ソフト、富士ゼロックスなどの大手と、札幌北口バレーと呼ばれたITベンチャーが顔を連ねる・・・
会場には懐かしい顔がチラホラ・・・しかし、大企業もベンチャーもこの数年でずいぶん環境が変わったなぁ・・・見えなくなった顔もずいぶんあるけど、くっついたり離れたり、移ったり、大波小波を乗り越え、よくみなさんこの世界で頑張ってるなぁ・・・いろいろ一緒に仕事をしたもんだ・・・懇親会では、塩水ウニとアスパラに舌鼓、2次会は札幌ベンチャーの顔・S社のM会長、先日、東京で送別会をしたばかりのH社T氏(只今、名古屋)らと、T氏お勧めの店へ・・・
化学系出身のマスターの店は、厨房にビーカーや駒込ピペットが並ぶ・・・日本酒パカパカで昇天・・・翌朝は再び頭痛地獄・・・D社でのシステム開発の打ち合わせ後、S社のM会長のオフィスを訪問・・・Web2.0のビジネスモデルなんて話で盛り上がる・・・で、念願の「松尾ジンギスカン」へ!・・・タクシー運ちゃんが、しっかりレクチャー「松尾シンギスカンは、北海道風だからね、そのへんのビール園の食べ放題とは、ちょっと違う・・・タレで煮る感じなんだよ・・・お土産があるから絶対買ったらいいよ」・・・こ、これは・・・う、うまい~
【写真上】これが松尾ジンギスカンだぁ!…こりゃスキヤキに近いぞ

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【写真01】札幌駅の回転寿司「根室花まる」はいつも長蛇の列だな
【写真02】緑に囲まれた北大キャンパスのクラーク像…大志を抱け!
【写真03】今回は土産もどっさり…大奥がブーブーいわないようにねぇ
健康診断は行ってますか?