花洛転合咄

畿内近辺の徘徊情報・裏話その他です。

宝来橋から

2019年11月04日 | 徘徊の寫眞
緑無く川原とて無き武庫川に心与える遠き山並み阪急宝塚駅付近は、地価が高いのか、高層マンションの周りにも緑が少なく、川も三面張りの単なる水路のようになっている。呆然とする景観の中で、救いは遠くに見える生駒などの山並みである。残念だが写真では分からぬが。そら、世の中暑くなるわな。 . . . 本文を読む

池田愛宕社参道

2019年11月02日 | 徘徊の寫眞
阪急の池田駅から真っ直ぐに北に延びる道は、中世には城に関係したかも知れぬが、近世以降は愛宕社への道として意識されていたと思われる。山にぶつかる所の道標もそれを示している。昭和中期、商店街を抜けた所にある写真店は玩具商であったようで、そのショーケースは、野球盤やバンカース、行軍将棋等が並び、ガラスにいつも悪童達の鼻や手が張り付いていた。その先に古い家が続いていた。呉春の酒蔵は今も栄えているが、寄席( . . . 本文を読む