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16番・のぞみ工房 東武5700系の調整 (完成)

2016年06月04日 | 鉄道模型(16番及びHO)



のぞみ工房キット組みの東武5700系の調整の第2回です。
その1はこちらへ
16番・のぞみ工房 東武5700系の調整 その1




モハの調整作業に入りましょう。




床板を見ます。
脱線が頻発するので各部の調整を行ないます。
この時点でMPギアの伝達用ジョイントに余裕(隙間)が無いので、ここは一部をカットして直線時でも隙間が出来るようにして置きます。




台車の調整をします。
ちょっとわかり辛いのですが、2本の車軸が枕木方向のラインと平行になっていません。





ここは簡単に、赤丸部分を画像の様に加工し片側の台車側板をずらす事で解決しました。




台車側板を留めるネジが深く入りすぎる為に可動しなくなる場所があったので、ネジ穴の奥にプラ小片を接着して浅くしておきました。





台車側板が車輪に触れる可能性がありましたので、プラ板からスペーサーを製作して全車軸端に取り付けました。




床板とMPギアのケースとの間にクリアランスが無かったのでここを加工します。





ギアケースの可動範囲を1.5mmほど掘り下げ、台車取付穴を割り箸(使用済)で埋めて開け直します。
割り箸大活躍。





加工後の状態がこちら。
これで上下方向の動きにも余裕が出来ました。




台車中心ピンの取り付け方ですが、MPギアの場合が良く分からなかったので段付きネジを車内側から取り付けました。
木片・プラ板・3mm径プラパイプなんかを使いました。




車高調整ですが、車体内側の床板止めの角材の位置がずれている様子でしたので、床板側にプラ板を接着して調整しておきました。




車高調整がうまく行きましたのでカプラー高さもバッチリです。




モハの下回り調整が完了です。





続いて車内の電装作業です。
3mm径の白色LEDにクリアオレンジを塗った物を前照灯に、1608サイズの赤色LEDを尾灯に使いました。
抵抗、接点用のスプリング等を配線した後に黒色のシリコン系接着剤で遮光して完成です。
黒色が目立つので車内色に塗りたい所ですね。





床板の配線はモハもクハも同様に、画像のように行ないました。
車重が少し軽く感じたのでグリーンマックスの組立キット用のオモリをカットして載せておきました。
最後にねずみ色1号を吹いて完成です。




灯火類の点灯状態はこんな感じです。
ヘッドライトは画像よりももっと電球色に近い雰囲気です。




長時間の試運転で不具合が出ませんでしたのでこれにて作業完了でございます。
あとはお届けするだけ!


また今回も良い勉強になりました。
以上。

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