G’Sの小部屋ブログ

G’Sの狭い作業台から

16番・カツミ クハ165のレストア(リペイント)と冷房化

2014年09月04日 | 鉄道模型(16番及びHO)




KTMの古い165系のリペント、4両目のクハ165型です。
床下機器が金属製、窓枠が窓セルに印刷されているタイプです。
ちなみに手持ちの165系4両のうち、この車両だけが床板取付アングルが車体と一体ではなく
L型アングルを車体裾にハンダ付する方式となっていました。




前面はご覧の通りの状態で、手すりが塗料で埋まっていたりしますがその他は凹みも少なく比較的良好です。




下回りはスカートが外れている程度なので、位置調整の上再度ハンダ付をして取り付けます。




それでは早速作業開始です。
シンナープールに一週間ほど漬け込んだ状態で塗料が浮いてきましたので、ブラシ等で擦って落とします。




綺麗に脱げました。




車体は屋根上の加工が中心です。
不要なベンチレータ取付穴を埋め、新たにクーラーとベンチレータの穴を開けなおします。
使用したパーツはいつも通り、クーラーがTOMIXのHO-R25、ベンチレータは屋根肩の物がエンドウのNo.2409、
屋根中心線上の物は元々付いていたプラ製のベンチレータの再利用です。




床下機器は一部が欠損していますのでこれを復活させます。




用意したのはカツミの床下機器No.1000で、これから必要な機器を複製します。




複製したい機器に型枠を取付けてシリコンゴムを流します。




出来上がったゴム型にやや緩めに作ったポリパテを流し込んで複製品を作りました。




複製した機器のバリを除去して床板の欠損部分に接着して完了です。




全ての加工が終わったらいよいよ塗装です。
車体の錆を落として念入りに洗い終えたら即座に水切りをしてプライマーを吹きます。




プライマーの後は車体全体をGMねずみ色1号で塗装します。




続いてGM緑色2号、GM黄かん色を吹いて塗装作業は終了です。






レタリングや色入れを終えたら車体全体に半光沢クリアーを吹いて完成です。




今回も窓セルは印刷面を車体外側になるように貼り付けました。





前作のクモハ165と同様に、前照灯・尾灯・種別幕灯をLED化しました。




以上、手持ちの165系4両のリペイントが終わりました。
画像左から、
クモハ165
モハ164
クハ165(クモハ改)
クハ165(このページの車両)
です。

1両目の作業開始から1年も掛かってしまいましたが、色々勉強にもなり作業していても飽きが来なかったのが良かったですね。

以上!

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