日々の寝言~Daily Nonsense~

先見の明の功罪

「ファミリー・ヒストリー」で
萩本欽一さんの家系を取り上げていた。

父親は先見の明がある人で、
いち早くカメラに注目して商売をはじめ、
戦後は進駐軍相手にカメラを売って儲けた。

常に10年先を読む人だったという。

しかし、それがあだとなり、
次に取り組んだコンパクトカメラの事業に失敗。
会社は倒産して一家離散。

うーん・・・小説のようだ。

まさに、過ぎたるは及ばざるが如し。

コンパクトカメラの時代は
それから10年くらい後にやってくる。

先見が過ぎた、時代にさきがけ過ぎたのだ。

先見の明は、大失敗と紙一重。

でも、だからといって、
挑戦しないのはつまらない。

みんなで挑戦して、
みんなで失敗して、
でも楽しく生きてゆける。

そんな社会がいいのに。
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