日々の寝言~Daily Nonsense~

仕事ができない人の特徴

後藤武志さんの本から。

勉強や仕事ができない人の特徴

・余計な根拠のないプライドがある
 現実を直視できず、根拠の無い理由をつけてごまかす
 失敗を、自分以外のせいにする
 たまたまうまくいったときのことだけを覚えている
 「俺にこれができなかったのは、何か俺以外のものが悪いせいだ」
 「今回できなかったのは、たまたま調子が悪かっただけ」
 「自分は特別だから、やればできるはず」
 「これは本当の自分の実力じゃない」
 「明日からは生まれ変われる」

・素直に他人の言うことを聞けない
 他人のアドバイスなどを素直に聞くことができない。
 聴くふりだけはしても、自分のやり方を変えられない。

・手を動かすことを面倒くさがる
 紙できちんと計算したり、
 こまめにメモをとったり、資料を整理したりできない。
 「俺は頭がいいから、暗算でだいじょうぶ」
 「俺は頭がいいから、メモなんか取らなくてもだいじょうぶ」
 「書かなくても、頭の中で憶えられる」
 と、自分が単なる怠け者であることも認めない。

・すぐに落ち込む
 ちょっとしたことを指摘されただけで、
 すぐに落ち込んだり、ふて腐れたりして、やる気を無くす。

・失敗したり、叱られたりすること自体を
 過剰に恥と感じる
 なんでもないような失敗でも過剰に恥ずかしがって、
 いちいち言い訳したりする。

・「あとから」という我慢ができない
 あとになって報われるような地道な努力ができない
 自分がやりたいこと、できること、に逃避して、
 それを優先してしまう。

・時間管理ができない
 「やればできるんだから、まだまだだいじょうぶ」
 と言っていて、結局、締切や約束に遅れる。

(元の本には、「『できる子』の特徴」として
逆のことが書かれています)

やれやれ・・・
結構当てはまったりする。

結局、最初の「余計なプライド」というのが
すべてにかかわっているようだ。

「自分は特別なはず」という意識が強い。
これがさらに病的に嵩じると「自分は神」
という意識になってゆくのだろう。

この「余計なプライド」は、そもそも
いったいなんのために存在するのだろうか?

まっとうなプライド・自信、つまり
「過去の経験から考えて、私にもできるはず」
「やるだけのことはやったから、きっとできるはず」
が不適切な形で発現してしまっているだけ?

過剰防衛という面もありそうだ。

成功体験が少ないので、
自我・自信が発達する機会が少ない。

自我の発達が弱いから、
ちょっとしたことで傷ついてしまう。
だから、傷つく前に過剰防衛するのが
習慣化してしまっている。

ここまでくると、お決まりの、
自我の発達の欠如
→幼児期の愛情の欠如

ということになってしまうのだが・・・

確かに、一旦脆くなってしまった金属は、
一度、ゼロから叩きなおさないと硬くはならない。

しかし、なかなかそういう機会はない。
人生セミナー屋さんや、変な宗教という罠もあるし。

うーむ・・・

アルコール依存症のように、
自我虚弱症の人たちで互助する会
とかがあるといいのかもしれない。

コメント一覧

Unknown
自我について調べていたら偶然こちらのサイトに行き着きました。自分の自我の発達を理解したかったのです。

あまりにも!仕事ができない人の特徴が自分の状態にあてはまってしまい、衝撃を受けました。
ここまで言葉にされると、ぐうの音も出ません。

弱さの拠り所を依存性の高いものに求めないように、気をつけよう、と思いました。
もうダメぽ。
全てに当てはまり、そして出来ない子です。

今、無職暦1年半・・・

もう駄目ぽ。
gray
後藤武志さん!
すみません、コメントを承認制にしていたのを
忘れていて、今頃気づきました _o_

この本は「このノートで成績は必ず上がる」
(大和書房)という本です。

実は、本の中では「『できる子』の共通点」
として、上とは逆のことが書いてあった
のですが、逆にしています。

まさかご本人ではないですよね。

誤解が無いように、本文中に
その旨書きました。
福岡県に住む同性同名の後藤武志
非常に面白い本ですねどこに売ってるか知りませんけど、一度みてみたいもんです
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