下北沢ムジナ通信社

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実は、浜岡原発が……という危ない話

2011年09月17日 | 日記

実は、浜岡原発が危なかったのです。放射能漏れがあった。」

という言葉を聞いたのは、先日、9月8日の「ワールドフォーラム」(北沢タウンホール)での池田整治氏の発言でした。http://worldforum.jp/report/2011/9.html

この会合は、例の尖閣諸島での中国船衝突事件、sengoku38投稿者の元海上保安官、一色正春氏が登場するというので、興味本位に覗いてみたわけです。

海上保安官とか、元自衛隊とか、ミリタリー系については元々うといし、さほど興味もなかったのですが、まあ、私のナワバリの下北沢での講演会ということなので、ちょいと好奇心が疼いて……。

■一色正春氏も、池田整治氏も、ともに人柄が素晴らしく、誠実かつユーモアがあり、率直な方です。別に「サムライ」に郷愁を持たない私でも、軍人、警官、ミリタリー系(笑)の人種に対する偏見が、すっとんでしまうような快いカルチャーショックを受けました。
まあ、それはともかく、

「実は、浜岡原発が危なかったのです。放射能漏れがあった。」
「それで、オバマ大統領に指示されて、菅直人元首相が、ストップをかけたのです」

元自衛隊の幕僚監部の作戦部長のこの発言には、心底、驚きました。

ははーん。
なぜ、静岡のお茶や、山梨の農産物に、放射能汚染が出るのか。
そういえば、横浜方面の線量も、奇妙に高かったような。
300キロも離れた福島から流れてきた放射能のホットスポット?

これが、福島原発由来ではなくて、浜岡原発由来であったとしたら…。
腑に落ちるわけです。

■万が一、次に地震が来た場合、アメリカの横須賀や横田・厚木基地が危ないので、アメリカに強制的に止められた、というのが通説になっていますが、
実はすでに
「3月11日に、浜岡では異変があった、一部破損された、放射能が洩れていた」
としたら、まるで見方が変わります。
すでに静岡、伊豆方面は、汚染されている……のか?

■池田氏は、元自衛隊陸将補で、作戦参謀だった方です。つまり自衛隊の中でも、もっとも情報が集まる部署の中心になって活躍されていた人物です。
いわゆる軍の「インテリジェンス」の中枢部にいた人間が、いい加減な情報を70名ほど参加者のいるシンポジュウムで流すとは考えにくい。
現在は、個人として発言されていますが、当然のことながら、特殊な複数のソースを持っているはずであり、これはかなり精査された情報ではないかと思われます。

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ところで、7月末の発行ですが、こんな記事があります。
「底魚のヒラメからも放射性物質検出されたことに衝撃走る」
http://www.newspostseven.com/archives/20110718_25894.html

【引用始】「水産庁による「各都道府県等における水産物放射性物質調査」では、汚染が見つかった水産物は神奈川県どまり。7月11日にいたるまで、神奈川県より西の地域では検出されていない。」
ということですが、
「本誌調査では、神奈川県を越えて静岡県の下田港と伊東港で水揚げされたひらめ、ぶり、いわしの丸干しからも放射性物質が検出された。食環境科学が専門の美作大学教授・山口英昌さんがいう。「魚は海水とエサの両方から放射性物質を体内に取り込んでいます。干ものの場合は干している間に放射性物質が吸着した可能性など、複数の要因が考えられます」

 山口教授はひらめで検出された点に注目すべきだという。
「底魚のひらめは沿岸や深海に生息し、移動が少ない。ひらめが汚染されていたということは、伊豆半島近海、もしくはそれ以南まで汚染が広がっている可能性を示しています」(山口教授)【引用了】 ※女性セブン2011年7月28日号

■まあ、本誌調査というのが、女性セブンですから……ですからどうとはいいませんが…何しろ、朝日も、読売も、フジテレビもNHKも、日本のメディアはことごとく、何かの番犬になってしまっているので、女性週刊誌の記事の信憑性がそれより劣るなんていう時代ではないかも知れない。

不気味なのは、池田氏の「浜岡原発」発言と、
この女性週刊誌の記事の符号が合いすぎてしまうことです。


「静岡県の下田港と伊東港で水揚げされたひらめ、ぶり、いわしの丸干しからも放射性物質が検出された。」
          


        浜岡原発、今現在、どーなっているんだろう?
















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