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 ◆犬たちの悲鳴 ~ブリーディングが引き起こす遺伝病~

2013-03-10 20:16:13 |  声 な き 動 物 た ち

純血種の多くは健康上の不安を抱えています。

キャバリアは脊髄空洞症。
ラブラドールレトリーバーは間接と目の病気。
スプリンガースパニエルは酵素欠乏症。
ゴールデンレトリーバーは発ガン率が高く。
ウエストハイランドホワイトテリアはアレルギーに悩まされています。
ボクサーは心臓病、ガン、脳腫瘍など、生命に関わる疾患をいくつか抱えています。




BS世界のドキュメンタリー
犬たちの悲鳴 ~ブリーディングが引き起こす遺伝病~ イギリスBBC

2009年5月29日 金曜深夜[土曜午前 0:10~1:00]
 再放送 09年9月23日 水曜 午後10:10~11:00
   10年8月11日 水曜 午前10:00~10:50
http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/090529.html

《担当者メモ》
イギリスでの放送後に大きな反響を呼んだドキュメンタリーです。その後、イギリスのケンネル・クラブは犬種標準を見直し、いくつかの犬種については標準を緩和するなど“暫定版”犬種標準を発表しました。2009年6月末まで専門家や関係者からの意見を受けつけ、秋ごろまでに新たな犬種標準を作る予定だそうです。また、近親交配によって生まれた子犬の登録を受けつけないことにするなど、ブリーダーたちに無理のない繁殖への協力を呼びかけています。
人間にとってもっとも身近な動物である犬の現状について考えさせられる作品です。






特定されている犬の遺伝病はおよそ500。
人間より数は少ないものの、罹患率ははるかに高くなっています。
※【罹患率(りかんりつ)】一定期間に発生した特定の疾病の新患者数の、その疾病にかかる危険にさらされた人口に対する比率。普通人口一〇万人当たりの数値で示す。罹病率。疾病率。


ブリーダー(繁殖業者)は言います。
「この犬種はこの容姿じゃないとだめなの。この犬種と認められない犬は安楽死にするよう獣医に頼むの。でも獣医は容姿以外どこも悪くないと言って聞き入れてくれません。だから結局付き合いの長い獣医の所へ行って安楽死させる事になるんです。」





主にドッグショーでの純血種としての容姿を求められ、近親交配をさせられ続けている純血種より、雑種犬の方が健康で寿命も長いと言う調査結果があります。
ペットの保険業界はこの事をよく知っています。
他ならぬケンネルクラブを通して医療保険をかける場合も、雑種犬の保険料は例えばブルドッグの半額以下です。

※例えば日本のケンネルクラブ。社団法人 ジャパンケンネルクラブ http://www.jkc.or.jp/
ドッグショーとは、犬の姿形を審査する「品評会」で、それぞれの犬種の理想にもっとも近い犬を評価する目的で行われるものです。犬種ごとに理想像を定めた文書を専門用語で「犬種標準(Standard : スタンダード)」といい、ドッグショーではこの「犬種標準」が審査の基準となっています。





自らも繁殖(ブリーディング)をしていると言うイギリスのケンネルクラブ会長に尋ねました。
親子の間で交配したことは?「ありません」兄弟姉妹は?「いいえ」祖父と孫は?「・・あります」


想像してみてください。
あなたの娘があなたの父親との間の子供を産まされるのです。

犬のために最大限の努力をすると言っているケンネルクラブは、それについての規制や罰則を設けようとする事はありません。

近親交配は、犬の免疫系に深刻な打撃を与えるため、感染症への抵抗力が非常に弱くなります。
そして最後には、生殖不能になってしまうのです。



純血種だけではありません。
安く大量に作り利益を求める繁殖・販売業者は、見た目の可愛さを重視し、雑種犬でも同じように近親交配を繰り返します。
純血種だと偽り、血統証明書を偽造する事も珍しくありません。


犬のため、動物のためと言いながら、つまりは顧客や観客が欲しがり求める動物を作り出したいだけなのです。



誰も教えてくれない犬・猫ブリーダーの始め方・儲け方―人気ペットの子犬たちが…1匹ウン十万円!!
横山貴史
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苦しんでいる動物を”生かせておきたいと考える”人の意志で生かせ続けることへの疑問が沸いてくる。

「生きていて欲しい」「自分のそばに置いておきたい」と言う気持ちが、「苦しませたくない」「痛みを取り除いてあげたい」と思う気持ちよりも勝ってしまうこと。

手術をして目が覚めるとまた苦痛でのた打ち回る生活を過ごさなければいけない。
それがどれほどの辛い苦しみなのかは想像ができる。

例えば麻酔をされて意識を失う時、その後意識が戻るか戻らないかは関係がなく、ただ眠りにつくんです。

夜眠りについて朝目覚めるか、それっきり二度と目覚めないかの違いです。

もし僕が二度と目覚めることがなく死んだ時、有難いことに悲しみや寂しさを感じてくれる人や動物が少しはいると思う。
けれどもし、目覚める度に腕をもがれるほどの苦痛を味わうとすれば目覚めたいだろうか。
生きていて欲しいと願われたとしてもその願いを叶えることを優先するべきだろうか。
生きていて欲しいからと生涯続く苦痛を味わわせることを選んで良いのだろうか。


人間の決定に従うだけで自分の意志を伝えることのできない動物だからこそ、動物の立場に立って考えられる人、自分の身に置き換え行動できる人が必要なのではないでしょうか。

命を救おう、救いたいと思う心はとても大切です。
死そのものよりも悲惨で辛い現実もあると言う事も頭においておくべきではないでしょうか。


  


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犬やねこが消えた―戦争で命をうばわれた動物たちの物語 (戦争ノンフィクション)
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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2012-11-12 12:46:06
人間も、動物だという事は分かっていても
人と動物
という表現をしてしまいます。
そうしたら、人は動物ではない
という事になってしまうのですが、どのように表現したら的確だと思いますか?

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