オートバイ・・・

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ガソリンタンクに開いた穴

2007年01月28日 | オートバイ 整備カスタム編
洗車していたらこりゃまいったぞと。
なんとニンジャのガソリンタンクからガソリンが滲み出しているではありませんか。
どうも臭いと思ったらこれが原因かよ。勘弁してくれよ。

などと嘆いていても仕方がないので補修作業に取り掛かる。

 今回ガソリンの漏れというか滲みが確認された箇所は赤丸の部分。
購入時からこの状態であまり気にとめていなかったところなのだが、何かぶつけたのか塗装が剥げて少々錆びている感じ。

 さて、面倒な作業が始まりそうだ。
 タンクを外してみる。思い。ガソリンは満タン近く入っている。このままではいけないので、逆にガス欠寸前のマイカーでホームセンターへ走り、灯油ポンプと太めの耐油ホースを購入。
 帰ってからまず、灯油ポンプで抜けるだけガソリンを抜く。抜かれたガソリンは直でマイカーのガソリンタンクへ。なんともマイカー、ホームセンターからの帰りにはノッキングを起こすほど超ガス欠寸前だった。危なかった。
 次に耐油ホースをコックに繋ぎ、コックをプライマリーにして残りのガソリンを抜く。もちろんホースのもう一方の先はマイカーのガソリン給油口へ。
 ガソリンは大体抜けたので、タンクを担いで風呂場へ。

よくよく患部を観察してみると、そんなに酷いものではないが錆が出ている。また、滲み出たガソリンによって塗膜がポコポコと浮き上がってしまっている。

 この時点での俺の予想は、塗装が剥げているところにある円状の部分が怪しいというもの。どうせここを突いてみたらボコッと大穴が開いてしまうんじゃなかろうかと。
 風呂場で患部にペーパーをかけてやる。
 ここで、何故か俺はスッポンポンで作業をしている。

 と、患部周りの錆を大方きれいに除いてみたら、どうも超怪しい箇所を発見することが出来た。サッとペーパーがけした後にじわっと何か滲み出てくる部分があるのだ。

 左の画像では分かりづらいが、赤丸の中心付近にあるとても小さいピンホールから滲み出している様子。臭いも間違いなくガソリンのものだ。

 さて、こんな小さい穴では、ロウ付けなら補修できそうだがハンダで補修しようとしている俺にとっては至難。千枚通しで突っついてみよう。
 ボコッと、いとも簡単に穴が拡がってしまった。径は1mmほどかな。

 ペーパーがけしているうちに、始めにあった怪しい黒い円はなくなっていた。また、他にも怪しい箇所を突いてみたけど、穴は開かなかった。どうやら1箇所だけ錆が深くまで進行していたものと思われる。

 ガスが充満している状態でのハンダ作業はちと恐いので、コックを外してタンク内を水洗いしてやる。くせえ。幸いタンク内から赤い錆の塊がドボドボ出てくることはなかった。

 ちなみに作業中、ガソリンやシンナー系溶剤の使用により、浴室内は揮発油と有機溶剤ガスで充満。見事にラリって倒れかけました。きちんと換気のよい場所で作業しましょう。


 その後、タンク内を覗いてみると、右側の奥底が赤黒くなっているのを発見してしまった。錆びちゃっているのだ。他の部分はきれいなのにそこだけ赤黒い。ついでなので穴の補修が終わったら実家に保管してある花咲かGでも持ってきて入れてみましょうか。

本日の作業はこれにて終了。疲れたし、もう臭いのは嫌だ。


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