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地中海珍道中32~セーヌ河畔に狂気の天才落書き師

2013-07-21 | 日記
地中海沿岸から帰国しても、書きたいことがヤマほどある。
随時、書いていこうと思う。
セーヌ河畔で驚いたことがある。
チョークで壁に落書きをしていい場所がある。
文化と芸術の都市らしい。
ふと酔っ払いに目が止まった。
足元はふらついているが、チョークを持った手はふらついていない。
よくこれだけ繊細に書けたものだ、と近づいてみてもっと驚いた。
じっと見ていると「お前も書け」と指先にわずかに残った白いチョークを目の前に突き出した。
とてもじゃないが、そんな芸術作品に手を入れるわけにはいかない。
「遠慮しとくよ」
なおも酔っ払いらしく、しつこく迫るが拒否した。
で、尋ねてさらに驚いた。
パリ市街地を空から見た模様だ、という。
「これが凱旋門、これがエッフェル塔、これがルーブル・・・」
なるほど、よく見ると市街地に見える。
芸術都市パリは健在だ、と思い知らされた。
撮りためた写真は、2000枚を超えた。
昔の36枚撮りフィルムなら80本を超えている。
今では、16ギガのSDカード差し込んで空きは余裕さえある。
フィルム1本いくらしたか?
300円としても2万円を優に超えた費用がかかっている。
帰国して現像、焼き付けすればどれだけの費用がかかるか。
さらに80本のフィルムをバッグに入れていればかさばるし、重い。

そう考えれば、世界を旅する観光写真は海外旅行者の記録は膨大だ。
未来に生きた人は、21世紀には飛躍的な記録として見ることが出来る。
写真も随時アップしていくつもりだ。
ハネムーンで18日間の旅を終えたカップルとアムステルダムから隣合わせた。
神戸・長田に在住の織田さん夫妻は、ロンドン、エジンバラなどスコットランドを中心に2500枚撮影したそうだ。
「初めての海外旅行」という40歳のご主人は、ほとんどレンズを通してしか観光していないのではないか。
足元にはお祝い返しか、お土産がワンサ。
撮影とお土産ショッピング。
ハネムーンも大変だ。
半導体関係の仕事で、シャレじゃないが「時差ボケ」と「撮影ボケ」と「ショッピングぼけ」の反動体にならなければいいけれど。


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