ゴメンゴメン。そないに怒らなくていいのに。
前日女子野球について記した流れで「夢は子供と公園でキャッチボールだった」と書いたところ、「キャッチボールしたじゃん」と我が娘。
確かにしました。
だが、また叱られるのを承知すれば、遊びのキャッチボールと真剣なキャッチボールの違い。
「将来はプロ野球選手」とまではいかないが、甲子園球児に育って欲しい、と夢につながるキャッチボールなんだよな。
女子プロ野球選手らは聞けば中学までは男子と混じってプレーしたり、ソフトボールでお茶濁していた。
高校野球は連盟が女子の参加を許していない。
練習に参加は出来ても試合には門戸閉ざされている。
女子プロ野球誕生で、夢を持って娘とキャッチボール出来るようになった父親が増える。
実に素敵な時代を迎えたではないか。
今では公園でキャッチボールは禁止されている、と聞く。
娘からの反論から、昔の楽しい公園キャッチボールを思い出した。
キャッチボールほど親と子供の会話になることはない。
勝手にそう思っている。
ハーフの美人タレントが、いつぞやテレビで、元米軍人の父親とのキャッチボールシーンがあった。
様になっていた。
微笑ましい。
そのタレント曰く。「あんまり楽しくなかった。だって、暴投したら、ボールとりにいかされた。ほんと野球には厳しかった。あれはなんだったんですかね」
父と娘のその心象風景わかる気がするなあ。
そんな風景に、ほっとするのは年寄りだけか?
たまに広大なニュータウンの公園などで見かける。
公園キャッチボール禁止や学校授業でソフトボールがなくなったのも寂しい。
ちょっとした広場で三角ベースボールや3人寄れば狭殺プレーゴッコにヘトヘトになったことが懐かしい。
身近な遊びが無くなり禁止される。野球への関心が薄れ、底辺の縮小につながっていく要因でもある。
女子野球が拡大し、やがて結婚、子供を産み、母と娘、息子がキャッチボール。
こりゃアカン。
男は何処へ行ってしまう?