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酒のツマミになる話題をセッセセッセ。独断偏見は”味付け”です※文中の敬称は略。

100年後 消えるもの

2017-02-16 | 日記

朝テレビを見ていた。
外国人が日本で不思議なるもの、と聞いていた。

なるほど、と思った。

FAXはまだ使ってるの?何で?
手帳まだ使ってるの?WHY?
CD、DVDレンタルショップまだあるの?

日本人が当たり前と思っていることが、外から見ると不思議らしい。

固定電話もそうだ。
ほとんどスマホで用足りている。

昔は電話を設置するために権利金額が?万円もして閉口した。
今、あれはいずこへ?

我々のいた新聞業界もそうだ。
新聞を取っている若者の家庭は少ない。
「だって、ネットで世間で起きてることはすぐ分かるし」だって。
「新聞は毎日文庫本一冊分の情報量やで。安いモンや」
そんな言葉も通用しない。
ギャフン。

「新聞が売れません」
賀状にも後輩たちの嘆き。

108年前の1901年に我が古巣の報知新聞が正月面に特集した『二十世紀の豫言
』。

つまり100年後はどうなってるか?の記事が有名。
記事は、電気通信、運輸、軍事、医療、防災などの23項目で未来予測している。
 

05年、文科省が的中していたか?否かを検証した。
それによると一部的中も含めれば23のうち17で的中していた。

▼無線電話で海外の友人と話
(FB,LINE、ネット…)
▼遠距離のカラー写真が手に入る

▼野獣が絶滅する
(あと100年後は?)

▼サハラ砂漠緑化で文明がアジア・アフリカに移る
▼7日で世界一周ができる
▼空中軍隊や空中砲台ができる

▼蚊やノミが滅亡する
▼機械で温度を調節した空気を送り出す
(エアコン)
▼電気の力で野菜が成長する
▼遠くの人間と話
▼写真電話(テレビ電話)ができる
▼写真電話で買い物ができる
(ネット通販など)
▼電気が燃料になる
▼葉巻型の列車が東京・神戸間を二時間半で走る
(新幹線、リニアモーターカー)
▼鉄道網が世界中に張られる

▼台風を一ヶ月以上前に予測して大砲で破壊できる
(さすがに破壊は出来ないが気象衛星が大活躍)

▼人の身長が180センチ以上になる
(高くなってるのは間違いない)

▼医術が進歩し薬が廃止、電気で無痛に手術できる
(無痛の注射器の話も)

▼馬車がなくなり、自転車と自動車が普及する
▼動物と会話でき、犬が人間のお使いをする

(まだ映画やテレビのドラマ)
▼無教育な人間がいなくなり、幼稚園が廃止、男女ともに大学を出る
(明治時代は字の読めない人が多数いた) 

▼琵琶湖の水で起こした電気を国内に輸送する
(ダム建設でそれに近い)

次の100年後、22世紀の世界は、どんな時代になっているのだろうか?
人間がIAロボットと戦争?それとも共存?
自動運転の車はもう出ている。
何もかもが自動になれば、今度は人類の身体能力が衰退する。
どこで歯止めをかけるのか?

トランプ以上の狂気の指導者が出てきて各ボタンを押す。
核戦争で人類が滅亡しているか?
2歳の我が孫が80歳を超えている。

なぜかいいイメージが未来に描けない。
トランプ出現、北朝鮮の暗殺など、こんな時に未来に心馳せるタイミングが悪かった。

どちらにしても、見届けることが出来ない。